第２５話『地上強奪戦艦旗艦デビル中編その一、スペース・サタン・バトルマシン初陣』

そのころ、その戦艦テラリスクの巨体の5kmには負けるがその戦艦デビルの上部からはアトミック反応弾8発の内1発ではあるがもろに喰らっていて轟音を響かせた。

「　ちくしょう　」とオノ

アトミック弾を受けた時点で既に火星にまで逃げる瞬間を逸した。

そして、

「　どうする、このままでは火星へ行くどころか現状大破されちまう　」

城島が、

「　そうだな、スペース・サタン・バトルマシンを地上に落とすようにあきらに言え　」

さらに、轟音と同時に地震かのような振動で屈辱を城島、オノ、ジュ、マリアはまさに受けていた。

戦闘戦艦スターシップデビルはその巨体を4名のみで搭乗運行しのちの生活自体は食事に至るまで宇宙食でその他はAIが管理している。

その宇宙空間に浮かんだ宇宙戦艦建造所ドッグの中でレーザーを食らったのだが。

宇宙ドッグ自体も損壊した。


デビル艦、

横幅10m×縦5mの中央前面コクピット上部にある付けられた液晶モニターに向かいジュが告げる「　宏あきらに直通で繋げろデビルC（デビル艦AIコンピューター）直ぐにだ　」

デビルCが答える。

「　OK、ジュ・ペギョン。宏 あきらに繫げます　」と軽くナチュラルな男性とも女性ともつかない人の声なのだが。

答えは返って来る。

その大きさのモニターにあきらの16歳の可愛らしい少年が映し出された。

「　ジュさん。この振動は？　」

あきらはテラリスクによるレンズによるメイン砲門の直撃とアトミック反応弾の被弾被害のマリアの報告は知らず言う。

ジュへのあきらからの質問を城島は遮って「　なに、ハエがぶつかっただけだ。それよりスペースマシンの発進はできるか　」

「　あきら？　」

あきらは直ぐさま答え。

「　目標は？　」

「　太平洋上空に今、浮かんでいる地球惑星中央政府軍地球宇宙戦闘戦艦テラリスク　」

この場でテラリスクの正式名称を告げる事で意味を理解させ覚悟を決めさせる事に賭けた。

そして、宏 あきらは少年の声で答えた。

「　はい！叩きのめします！　」

それでも男として答える。

「　マリア。今、テラリスクはどこにいる？　」

「　確認しています。現在、宇宙空間の私艦より130kmの位置　」

あきらが述べた。

「　外観ピュアスノー（純）ホワイトボディテラリスク艦サーチしチェックしました。核融合エンジンで10分で衝突します　」

砲門担当、でありつつ戦闘担当でもあるジュが告げる。

「　いけ　」

あきらがバトルマシンのそのデビル艦の内部に配置されていた全長250mの人型マシンのコクピット内で「　スペース・サタン・バトルマシンエンジン100%出力最大用意　」


その全長500m幅300mの宇宙間航行宇宙戦闘戦艦スターシップデビルの中からさらに約100mもの電磁爆発と共に地球宇宙の周囲にバラ撒かれた1kmもの煙にまみれながら、

中央ハッチ上部から腕を組んだサタンマシンがカタパルトとともにせり上がる。

その250mの全長がありナノサイズ超高度構造を採用した装甲を拝するスペース・サタン・バトルマシンのその姿には、

それは、自信に満ち巨大な煙を装飾としてありあまりまるで歴戦の戦士かのように見え出現した。

その姿は、

その中でテラリスクから発射された8発ものアトミック反応弾が飛来して来たが、

スペース・サタン・バトルマシンの額から発射されたひかりビームが一気に美しい程の青い光は宇宙空間上になぎ払う。

地球政府テラリスク艦にとって魔王そのものだ。

そして、それぞれのアトミック反応弾が円形状に50kmもの爆発を宇宙空間に起こす。

そして、

その姿を逐一監視する者がいた　――――　頑張って　――――