第26話『地上強奪 戦艦旗艦デビル 中編その二、テラリスク艦、崩壊』
文字数 1,446文字
地球から、
「 スターシップデビル艦より何かが出てきましたが 」
「 なんだ? 」
「 ロボットの様です。いえ、すみません。スペース・サタン・バトルマシンを確認 」
「 そうか。完成していたのか 」とアン
「 距離は50km 」
アンはやや微笑む。
なぜ、アン・ハイエムが笑ったのだろう。それは余裕か。
「 デビル艦とは130kmで距離を保っているはずだ 」
そして、アンは。
「 アトミック反応弾は? 」
「 全弾、サタンロボットから出たレーザーのような青い光が直撃し全弾爆発 」
「 全弾爆発?それは外した訳ではないと? 」
アンは笑みを深くした。
「 その根拠は? 」
「 サタンマシンからの異常な程の 」
アンはその言葉を遮って言う。
「 強烈に確実な指向性レーザーだな 」
現状を逐一管理するモニター監視官兼が報告した。
「 しかも、約600kw級レーザー発射のようです 」
「 ほう、そんなものがあのボディの中から出るとは 」
モニター報告官は異例に自分の口に当たるテラリスク艦の指令系統に通じているマイクを丸ごと握り聞こえ無くし言う。
「 アン様このままでは50kmを5分で来ます! 」
アンは、
「 そうだな、まずはメイン砲門3レンズのレーザーを当ててみろ。サタンマシンへ固定し発射だ 」
メイン砲門の3レンズから出る段階固定切り替え発射を固定され10ターンでは無く一方向へめがけ放たれる。
しかし、それ以前に、
城島もアン・ハイエムも知らなかった。
地上を強奪する物体の現れをそれがこの戦闘で無慈悲にテラリスク艦が制圧される事を。
まずその事にあきらが目視で気が付いた。
「 なんだ? 」
そのメイン3レンズ砲門からレーザーの光を一瞬で逆に跳ね返しそれ以上のパワーを持った何かがテラリスク艦を直撃
一瞬で宇宙空間にいた全長5kmあった戦艦テラリスクが斜め状に爆発した。
まずは衝撃からだった。
「 なに! 」
次に各種場所からただ単に消滅後、爆発した。
アンは呆然とした後、驚きを隠さず命令する。
「 どこからだ!索敵、サタンマシンからか! 」
― サタンマシンがこのステルス攻撃を? ―
報告官はいきなりの振動に唯々、恐怖を感じながら答える。
「 いえ!月の空間方面からです 」
思わず命令語より女性言葉を使ってしまう。
「 なんですって!? 」
アンは気づいた。
― これは ―
― ロックの後方支援か! ―
しかも、無理矢理、報告官のキーボード作業は無いのにも関わらずコンソールスピーカーから声が響く。
一瞬でアンはその声の正体に気が付いた。
数十キロのある巨大基地の月にいたロック・ビジターは言う。
「 テラリスク艦指揮官、アン・ハイエム 」
そして、
「 ふん 」
「 いいか、アン・ハイエム。上には上が存在することを、、、忘れるな 」
「 負け犬、地球中央政府女王 」
そこで、声は消えた。
そのテラリスク艦の爆発を見て城島は。
「 何が起きている、、、? 」
オノが、
「 サタンマシンの仕業か? 」
マリアは、
「 いえ、そんなひかりビームの状況は 」
続いた言葉は。
「 無いです、、、 」
城島はそれでも「 マリア、何者だ。どこからの攻撃だ? 」
「 はい、自艦より熱探知源は後方10万キロ 」
「 月か 」
「 はい 」
「 ビジター総帥か。恐らく 」
ジュはそれでも「 しかし、どうやって10万キロの距離の砲撃を 」
兵装管理専門の為か、ジュは気になった。
それでも城島は言う。
「 いいか、それでも。こちらに有利になった事は変わりはない 」
「 後はスペース・サタン・バトルマシンに任せる 」
「 スターシップデビル艦より何かが出てきましたが 」
「 なんだ? 」
「 ロボットの様です。いえ、すみません。スペース・サタン・バトルマシンを確認 」
「 そうか。完成していたのか 」とアン
「 距離は50km 」
アンはやや微笑む。
なぜ、アン・ハイエムが笑ったのだろう。それは余裕か。
「 デビル艦とは130kmで距離を保っているはずだ 」
そして、アンは。
「 アトミック反応弾は? 」
「 全弾、サタンロボットから出たレーザーのような青い光が直撃し全弾爆発 」
「 全弾爆発?それは外した訳ではないと? 」
アンは笑みを深くした。
「 その根拠は? 」
「 サタンマシンからの異常な程の 」
アンはその言葉を遮って言う。
「 強烈に確実な指向性レーザーだな 」
現状を逐一管理するモニター監視官兼が報告した。
「 しかも、約600kw級レーザー発射のようです 」
「 ほう、そんなものがあのボディの中から出るとは 」
モニター報告官は異例に自分の口に当たるテラリスク艦の指令系統に通じているマイクを丸ごと握り聞こえ無くし言う。
「 アン様このままでは50kmを5分で来ます! 」
アンは、
「 そうだな、まずはメイン砲門3レンズのレーザーを当ててみろ。サタンマシンへ固定し発射だ 」
メイン砲門の3レンズから出る段階固定切り替え発射を固定され10ターンでは無く一方向へめがけ放たれる。
しかし、それ以前に、
城島もアン・ハイエムも知らなかった。
地上を強奪する物体の現れをそれがこの戦闘で無慈悲にテラリスク艦が制圧される事を。
まずその事にあきらが目視で気が付いた。
「 なんだ? 」
そのメイン3レンズ砲門からレーザーの光を一瞬で逆に跳ね返しそれ以上のパワーを持った何かがテラリスク艦を直撃
一瞬で宇宙空間にいた全長5kmあった戦艦テラリスクが斜め状に爆発した。
まずは衝撃からだった。
「 なに! 」
次に各種場所からただ単に消滅後、爆発した。
アンは呆然とした後、驚きを隠さず命令する。
「 どこからだ!索敵、サタンマシンからか! 」
― サタンマシンがこのステルス攻撃を? ―
報告官はいきなりの振動に唯々、恐怖を感じながら答える。
「 いえ!月の空間方面からです 」
思わず命令語より女性言葉を使ってしまう。
「 なんですって!? 」
アンは気づいた。
― これは ―
― ロックの後方支援か! ―
しかも、無理矢理、報告官のキーボード作業は無いのにも関わらずコンソールスピーカーから声が響く。
一瞬でアンはその声の正体に気が付いた。
数十キロのある巨大基地の月にいたロック・ビジターは言う。
「 テラリスク艦指揮官、アン・ハイエム 」
そして、
「 ふん 」
「 いいか、アン・ハイエム。上には上が存在することを、、、忘れるな 」
「 負け犬、地球中央政府女王 」
そこで、声は消えた。
そのテラリスク艦の爆発を見て城島は。
「 何が起きている、、、? 」
オノが、
「 サタンマシンの仕業か? 」
マリアは、
「 いえ、そんなひかりビームの状況は 」
続いた言葉は。
「 無いです、、、 」
城島はそれでも「 マリア、何者だ。どこからの攻撃だ? 」
「 はい、自艦より熱探知源は後方10万キロ 」
「 月か 」
「 はい 」
「 ビジター総帥か。恐らく 」
ジュはそれでも「 しかし、どうやって10万キロの距離の砲撃を 」
兵装管理専門の為か、ジュは気になった。
それでも城島は言う。
「 いいか、それでも。こちらに有利になった事は変わりはない 」
「 後はスペース・サタン・バトルマシンに任せる 」