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文字数 216文字


真昼に見る月は
誰にも邪魔されないように
1人静かに季節を楽しむ
真夜中に見る月は
たくさんの人に崇められ
皆と賑やかに季節を楽しむ
人も虫も実り多き富を歌い
神に捧げる舞や踊りを
昼や夜やと捧げる
どんな形でも美しく
いつ見てもいつまでも
眺めていたい
気持ちだけはせめて
清い気持ちで
せめて歪んで見ずに済むように
心の窓を拭きあげよう
気分がいいなら
その窓を開けてもいい
でも今は
空気も聞こえる声も
僕らにとっては少しつらいから
今日もどこかで
心も体も安らぐ場所で
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