文字数 282文字



ドラマの中のワンシーン
ありえないシチュエーションも
見えていないだけで割と
日常のすぐ隣に存在しているモノ
写真の向こうの夕日も
美しい人の流す涙も
遠くない場所での何かの出来事
音のない景色にまた掻き乱された今日
自分の音もまた無音に変わる
どのくらい汗をかいても
満たされない事もあったり
何もしてないのに舞い込んできたり
友達だと思ってた人の言葉に
深く傷付いた事さえも
誰かや自分のピースを作るだけの事なら
俯瞰の先で眺めるだけでも
自分は何かしらのキャストなのだと
思い知らされたら
何となく気が楽になった気がした
今日の要らないモノを
削ぎ落とした1ピース
誰かの思い出と共にあの場所へ還そう
ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)

登場人物紹介

登場人物はありません

ビューワー設定

文字サイズ
  • 特大
背景色
  • 生成り
  • 水色
フォント
  • 明朝
  • ゴシック
組み方向
  • 横組み
  • 縦組み