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文字数 216文字
青い空に溶け込む
どこかの街へと向かう飛行機
あの空の上を
知らないわけじゃないけど
憧れと同等の怖さを
見上げながら抱くのは
あなたのその笑顔を
失いたくないからかもしれない
澄んだその青は
強く優しく僕らを
包んでくれているけど
数えきれない喜びや悲しみを
見送って掬い取って
永遠に新しい朝を
生み出してくれるから
僕らの物語を自由に描いて
歴史という1ページ
今日はどんな大作に
仕上がっていくのか
まだわからないけれど
君と2人でとりあえず
新しい足跡を並び刻もう
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