２５

僕らはただ生きたいんだ
普通を生きたいんだ
誰かのために自分のために
真面目に仕事して生きたいんだ
正直にバカがつくほど正直に
そうしてきたんだ
言われるがまま
それが正しいと
右にも左にも倣って
僕らは我慢しながら生き抜こう
誰かのためにはとりあえずに置いていこう
自分と自分の大切なもののため
それらが大切だから
守るべきものを守るため
僕らはルールを守るんだ
生き抜くために戦うんだ
あと少しだけ頑張れるから
大切な人を少しずつ
天秤にかけなければならない事横目に
周りの人もみんな頑張ってるから
それぞれの守れるものを
守りながらただ生きたいんだ
真面目にどこまでやればいいんだ
正しさがどこかで揺らぐ
僕たちの体力も気力もそろそろ
限界に近づいてきたんだ
守れるものが家族だけになった
それは命に変えてでも
正しいと思ってたことが
だんだん馬鹿馬鹿しくなってくる
僕らはいつまで我慢すればいいんだ
生きるために戦わなければ
少しルールから外れてても
僕の命が絶えてしまったとしても
生きるために繋ぐために託すために
僕は僕の最後の砦を
守るためにルールなんてぶっ壊してやる
口先だけの圧力も
虐げられた正義の気持ちも
僕のモノだけ踏み躙られるだけなら
僕の大切な家族を
守れるのなら僕は命がけで
守れるのなら命がけで