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文字数 155文字

はやる気持ちの中にある
甘酸っぱいその香りは
あの頃を思い出す
若さに任せて漕ぎ続けたペダル
前に進む勢いだけの
無計画な行為たち
今も変わらない見える景色が
何だかほろ苦いため息に変わる
夕暮れに消えていく影
燃え尽きた陽の光が
流す涙を連れて行くから
抱きしめたあの人の温もりを
今日も静かに見送りながら
ほんとの気持ちを閉じ込めた

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