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Rapocinna の平行線の世界 ACT19
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文字数 191文字
窓に映える雲が青く輝きを増して
今昔を重ねる重い空気をまとい
黒く汚れて行く様が
ありふれた日常を飾り
佇む人影をその場に縛る
川の流れの中に
言葉を選ぶ風の匂いは
夏の終わりを告げながら
別れを惜しんでいた
遠ざかる箱に詰め込まれた
一人一人の見えている景色
瞳に映るその色は
あなたの記憶に留めるのに
相応しい色でしょうか
僕はそっと忘れ物の青を拾い
汚れる前にポケットに詰め込んで
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Rapocinna の平行線の世界 ACT19
朔冬瑠
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