第15話 2020.12.15 サクラ革命と立ち飲み

文字数 1,075文字

ベッドの中で目が覚めても全然起き上がれない。
体が泥のように重く、お腹が痛い。
動けずにいたら今日出かける予定の夫が何回か様子を見に来てくれる。
12時に出かけるよと言うので痛み止めを持ってきて欲しいとお願いして水と一緒に持ってきてもらい飲んで眠る。
ベッドから動けず夫を見送ることもできず眠り続ける。

しばらく寝て目が覚める。
鎮痛剤が効いたのかお腹の痛みはなくなっていた。
生理が始まったのだろうとトイレに確認しに行ったらなんとまだ出血していなかった。
しかし完全に生理痛なので間もなく始まるだろうとベッドに戻る。
眠くないのでTwitterを流していたらサクラ革命というゲームのプロモーションが目に入ったので見に行ってみるとなんとサクラ大戦の流れを組むゲームがソシャゲで今日リリースで今まさにYouTubeでイベント生配信をしているという。
いそいそリビングからiPadを持ってきてイベントを流しながらスマホでゲームをappストアでインストールする。
そんなことをやっていたら夫が帰ってきて近くで仕事を始める。
私があまりにもオタクらしさ全開だったらしくて何回も「キモい」「オタク」と言われた。
非難されてるのかと思ったがそうではなくただキモくてオタクだと思っただけでやめて欲しいとか思ってるわけではないらしい。
わかりにくいが、やめて欲しい時ははっきりと「それやめて」と言うだろうと思っておこう。

夫の仕事が定時で終わってから昨日行けなかったので今日は一緒に飲みに行く。
夫は2日連続だ。
座りたかったが席が空いていなくて立つことに。
私は瓶ビールを2本、夫は黒ホッピーなど焼酎割りを何杯か飲んでいた。
店を出て家に帰ろうとしたら夫が飲み足りないからもう一軒行きたいと言うので遅くまでやっている場末の居酒屋に入る。
すでに結構飲んでいたのでここでサワーを飲んでかなり酔っ払い途中喧嘩したような気もするがよく覚えていない。
しかし結婚してよかったと言っていたのはしっかり覚えている。
私が夫の人生に関わったことで彼の人生は大きく変わったらしい。
私こそ夫に出会えて幸せな人生を歩めているので夫もそう思ってくれているのはとても嬉しい。

帰りは切手とホットレモンを買いたくてコンビニに寄ったが2軒も寄ったのに両方とも買い忘れた。
次の日生理痛に耐えながら引きこもるだろう私の為に大好きな甘いものをしこたま買い物かごに入れる。
念のため缶ビールも入れる。

帰宅して夫が買っていたどん兵衛を一緒に食べようと用意したのにその間に夫が寝てしまったので声をかけて1人で完食する。
湯船にしっかりつかって眠りにつく。
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