第5話 2020.12.5 二日酔いで迎え酒

文字数 1,344文字

二日酔いで起きる。
飲み過ぎた。
リビングに行くと夫はもう起きていて白米を炊いてくれていたが米を食べる気になれず袋ラーメンを作って食べる。
神達に救われた男を見ながらラーメンに沖縄土産のソーキを入れてもりもり食べる。
夫も寄ってきて私の分を少し食べてから自分もラーメンを作っていた。
自分の作ったラーメンを食べながら私のラーメンの汁をスープのように飲んでいる。
どういうこと。

少し食べると回復するので久しぶりに家事をする。
私が元気だと夫も嬉しそう。
夫は起業したばかりとかは関係なく常にPCを触っていてオンとオフの切り替えがなくワーカホリック。
働いているのが本当に楽しいみたいなので私も元気で彼が大好きな仕事をたくさんできるように支えていきたいな。
あとは話し相手もする。
私たちはどこに行くにもほとんど一緒だ。
カフェもコンビニも法務局も病院も。
最近夫がよく多拠点生活をしたいということを言っていてそういう生活をするようになってもきっと一緒にいるんだろうなあ。
私も月星座射手座なので定住よりも旅が向いてる感じがするし、多拠点生活楽しみ。
子供ができてもしばらくは一緒に移動できるし、学校に行くような年齢になる頃には今のような教育システムから色々変わっているだろう。
最近周りで話題になって気になっていた「風の時代に自分を最適化する方法」にもこれから風の時代が来て変わっていくというようなことが書いてあるらしい。
まだ読んでいないので詳細はわからないけど。読むのが楽しみ。

メルカリで売れた本を発送したいので夫をコンビニに誘うと快諾してくれたが、どうもそのまま飲みに行くつもりらしい。
慌てて眉毛を描いてダウンが脱げる服に着替える。
しばらく出かけないうちに外はすっかり冬になっていて寒いのでマスク装着がはかどる。
宅配便ロッカーに荷物を入れて第一候補の居酒屋に向かうとどうもいつもガラガラの店内が混んでいる。
夫が店内をのぞいてくれたがどうもほぼ満席らしい。
諦めて違うお店を探す。
お店がたくさんあるメインロードを歩きながら物色するとどの店もかなり混んでいて、来週からの時短要請に向けてみんな飲み納めに来ているのかなと考察する。
次に入ったお店は1階は満席だったが2階は空いていたので入れた。
このお店は料理はそこそこで安く大量にお酒を飲みたい時と深夜まで営業しているので飲み足りない時の2軒目でいつもくる。
今日はすでに家で晩ご飯を食べているので1軒目でも問題ない。
最初は空いていた店内もどんどんお客さんが入ってきて2階もあっという間に満席になった。
場末感のある店なのでお客さんは男性が多い。
夫とたくさんお酒を飲みながらたくさん話をした。
仕事の話、価値観のアップデートの話、子供の教育の話、多拠点生活の話、結婚の話、とにかくたくさん話した。

帰りにコンビニでカップヌードルを買ってもらって帰宅。
私が約束していたあつ森通信をしている間に夫はお風呂を入れてくれて一緒に入ろうと思っていたのに先に入ってさっさと出てきてしまっていた。
私が他の人と通信してて寂しかったらしくメッセンジャーで「ぶすぶす」と入ってきた。
ごめんね、とお風呂に入って寝てしまった夫を愛でながらしばらく缶チューハイを飲んだり食器を洗ったり本を読んだりして2時頃寝る。
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