第22話 2020.12.22 とにかく寝た日

文字数 1,056文字

夫が全然起こしにこなかったので寝過ぎかなと思いながらも眠り続ける。
やっと夫が声をかけてくれた時には既に2時を超えていた。
夫は夜から資金調達の仕事に出かけなきゃ行けないと言っていつもよりちょっと綺麗めな格好をしていた。
シャツの上にニットを着ていたのだが襟がぐしゃぐしゃで完全に中学生だったので直そうとすると俺は中学生だからいいんだ!と嫌がられる。
ああ可愛い。
キスして送り出す。

夫がいない間に部屋を片付ける。
まだ払っていない税金の払込用紙を発見し、夫が帰ってきたら渡そうとクリアファイルに分ける。
ささっと書類の目を通して不要な紙はガンガン捨てる。
レシートは全部とっといてるかもしてないので残す。
経費計上も苦手でできない夫に変わって私が事務的な仕事をやってあげたいがどのレシートが必要なものなのか微妙にわからないので困る。
何を勉強したらいいんだろうか。
士業の勉強はしたくない。

昨日入金があったメルカリの荷物を梱包して発送しに行くついでに缶ビールを買いに行く。
ドラッグストアに入って歩き出したら足に何か当たって見てみると苺大福だった。
商品が落ちていたのかと思ったが周りを見渡しても苺大福は売っていない。
通りかかった店員さんに誰かの落とし物じゃないかと思われること、蹴ってしまったことを伝えて渡す。
どうしたらよかったんだろう。
気を取り直してボディソープやらを物色してビールと一緒に買い帰宅する。
早速ビールを飲みながら片付けを続ける。
動画を見ようと思ったが今気分に合うものが見つからない。
心が消化不良だと体も連動してしまう。
ダラダラ煮物の残りを食べて、お腹いっぱいなのにカップ麺を食べてしまった。
お腹が満たされないのではない。
心が満たされない。
こうやって体に脂肪だけ溜め込んでも残るのはむなしい気持ちとふくれあがったボディだけだ。
うーんと思いながらあつ森をしていたら日付が変わる頃夫が帰ってきたので柚子風呂を準備する。
夫もテンションが低い。
夫婦で腐ってる。
忙しいのも一段落するから明日明後日はゆっくりしよう。
アマプラにポケモンの映画が入ったらしいと夫が言ったので早速見てみることに。
実は私は見たことがないのだ。
名作と言われているらしいミュウツーの逆襲をつけたが私は他のことをやりながら見てしまい夫は文句を言い続けてると思ったらいびきをかきだして寝落ちしていたのでもう一回見る必要がありそうだ。
映画も終わったので寝室に行ったが眠れそうになく、ツイステのストーリーを進めていたらまた4時頃になってしまい慌ててスマホを消して寝る。
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