第152話 責任・呵責・自責・そして……衝突 Bパート

文字数 7,474文字



 そのお昼。お母さんと一緒にお昼をした私は、外に出かけると言うお母さんを見送った後、自室に戻ると、

宛元:優珠希ちゃん
題名:ありがと
本文:

宛元:朱先輩
題名:良かったんだよ
本文:わたしにはこうなる事が分かってたんだよ。これであの先生なんてポイして
   しまっても大丈夫だと思うんだよ。それから、放課後の時間くらいに一度
   電話するから出来れば取って欲しいんだよ。

 ちょうど休み時間になった頃合いなのか。立て続けにメッセージが入っていてびっくりする。
 でも、優珠希ちゃんの方がよく分からない。
 朝、私の弟みたいにあれだけ文句ばっかり垂れていたのに、短くお礼だけ。それでも今朝の事を思うと、私が返信するまでは待っていそうだから、

宛先:優珠希ちゃん
題名:どういたしまして
本文:お兄ちゃんと仲良く登校できた? 御国さんとも仲良くしてる? 

 直近で気になる事を二点ほど返しておくことにする。
 それに今学期に入ってから、御国さんを見ていない事に気付く。
 そしてもう一つのメッセージ、朱先輩の方だ。どうも私の目の前で朱先輩に電話してから穂高先生の事を毛嫌いしている気がする。

宛先:朱先輩
題名:ありがとうございます
本文:私の為を思って頂いているのは昨日の電話からでも十分、分かりますけれど、
   あの先生と先輩も長いでしょうから、喧嘩はしないで下さいね。あ! もち
   ろん私は朱先輩の方を信用しますからね。それじゃあまた連絡楽しみにして
   います。

 平日に電話をする事なんて、今まで数えるほどしかなかったから何か変な感じがする。穂高先生との事は気になるけれど、二人の間柄に関して、私が口を挟めるわけがないのだから、そこは朱先輩にお任せしておくことにする。

宛元:優珠希ちゃん
題名:
本文:佳奈はわたしの親友

 っと。本当に待っていてくれたのか、優珠希ちゃんからの早速の返信メッセージ。

宛先:優珠希ちゃん
題名:そうだね
本文:私は優珠希ちゃんの……お義姉さんで、御国さんとは知り合いなんだよね。

 御国さんの事をどれくらい大切にしているのかは、以前の園芸部の事で理解しているつもりだから、そこだけは下手に触らない様に気を付ける。それは私にとって、蒼ちゃんみたいな存在だって言う事くらいは分かるから。
 私の判断で正解だったのか、それ以降の文句は返って来る気配はない……もっとも返信が無いって事は、あっているかどうかも判断できないのだけれど。
 ただ文句自体は飛んで来ないのだから、これで良かったのだと一応の結論だけは出して朱先輩からの連絡の間、昼からの勉強をしようとした時、
「実祝さん?」
 本当に見慣れない人からの電話がかかって来る。そう言えば実祝さんの家にお邪魔する時に教えたかもしれない。一瞬迷いはしたのだけれど、蒼ちゃんの腕の約束の事、優希君や咲夜さんにお願いしたフォローの事……それにお姉さんとの事……
『もしもし。どうしたの?』
 私だけ知らんフリをする訳にはいかなかった。
『愛美ごめん……あたし、今日初めて三人の事知った』
 三人って事は、あの金曜日の放課後の事も、もう広まっているのか。優希君には昨日の時点で喋っているのだから、どうこうなる事は無いと思うけれど……
『それは先生から聞いたの? それとも噂?』
『違う。朝礼の時、先生から。愛美も防さんの事も心配』
 先生が朝礼の時に言ったって事は、全校に知れ渡っていると考えた方が良い気がする。もちろん内密に出来るような話じゃないし、学校側の処分次第では公表しておかないといけないのも当然だとは思うけれど、当事者としてはやっぱり知られたくなかった気持ちも強い。
『それでクラス内はどう?』
 先生が寂しそうに言っていた、クラスの1/3程が空席になっている教室。
『どうもこうも、声も音もない。喋る人も喋ってる人もいない』
 何となく閑散としていて、もぬけの殻に近いって言いたい気がする。
『じゃあ蒼ちゃんや実祝さんにちょっかい掛けたり、手を出していた二つのグループは?』
 ただそれを加味したとしても、学校内にいるはずの実祝さんの周りが静かすぎる気がする。
『誰もいない。みんないない』
『みんないないって?』
 私自身が学校に行けない分、一度気になり始めると色々気になって仕方が無くなる。
『知らない。先生が何も言ってくれないから分からない』
 そう言えば、昨日先生が来てくれたにもかかわらず、お父さんが散々言ったみたいだけれど、その尾を引いているとしたら先生への申し訳なさと、お父さんへの不満が同時に溜まる。
 そうでなくてもあの先生の性格だと、自分のクラスでこんな事が起こればとても辛いはずなのに。
『でもだったら咲夜さんは? 咲夜さんは胸を張って喋れるんじゃないの?』
 本当にたくさんの迷い、葛藤、懊悩を抱えて、それでも自分自身の気持ちに気付きかけていた咲夜さん。決して喜べるような状況ではなさそうだけれど、それでも一つくらい良い事はありそうなのだ。
『いない。咲夜もいない』
 なのに、あまりにもの予想外の実祝さんの返事に対しておうむ返しに聞き返す事しか出来ない私。
『咲夜。今週は休むって連絡があった。ごめんって言われた』
 ちょっと意味が分からない。休むって連絡してごめんって付け足したのはどう言う意味なのか。
『ってちょっと待って! じゃあ実祝さんは今日誰かと喋った?』
『さっき喋る人もいないって言った』
 そうか。あれは教室が主語なんじゃなくて実祝さんが主語だったのか。これじゃあまるっきり実祝さんのお姉さんの危惧通りって言うか、望まない形になってしまっているんじゃないのか。
『それよりも、愛美は大丈夫?』
『私は顔の腫れが引いたら復学出来るよ。大体二週間くらいかな?』
 そう言って、男子2人から顔を殴られ蹴られた事を

を話す。
『ひどい……』
『泣いてくれてありがとう。でも病院の先生は最長でも三週間あれば完治するって言ってたし、私の事は大丈夫だから……ね』
 問題は蒼ちゃんで、私よりもよっぽど深刻なのだ。
『後は……咲夜の話……防さんが心配』
 言葉とは少し違って、心細そうに言葉を零す実祝さん。今日実祝さんとは電話越しとは言え、本当に久しぶりにちゃんと言葉を交わすのに、全然違和感を感じないどころか、つい昨日ぶりの会話のような錯覚を起こす。ただそれでも、蒼ちゃんを気遣ってくれるその姿は、ハッキリ言うとあの日からは考えられなかった姿で。
 それでもお互いに色々な気持ちが入り乱れていて、ちゃんと顔を見て話すまでは最後の一歩は踏み出せないのかもしれない。
『……実祝さんは今、どこにいるの?』
 だから今は

の話はしない。
『今は一人でグラウンドのベンチにいる。暑い』
 実祝さんの返事に少しだけホッとして、笑いが零れる……と、やっぱり少しだけ痛む。
 これで雪野さんみたいにトイレで過ごすなんて話になっていたら本当に大変だった……私の中に真っ黒な予感が這い上がって来るのを感じる。
『分かった。じゃあお昼して教室戻らないといけないだろうから、いったん切るけれど、また何かあったら連絡してくれたら良いし、咲夜さんにも言ってせめて電話だけでもしてもらうから』
 ただ、雪野さんの方には優希君が付いててくれると信じて、私は咲夜さんに事情を問い詰めようと決める。
『咲夜にあまりキツク言うのは辞めて。ホントに咲夜落ち込んでる。咲夜にはあたしからも何個か言った。これ以上は可愛そう』
 私の心の内を読んだかのタイミングでの実祝さん。
『分かった。ちゃんと話するから』
 そして最後には私の方が実祝さんをなだめる形で
『ありがとう。愛美』
 実祝さんとの通話を終える。


 そして咲夜さんも学校に来ていないのなら、時間を気にする事は無いと思い、そのまま咲夜さんに事情といきさつを聞こうと電話を掛ける。
『……もしもし……愛美さん?』
 電話口だけでも十分に伝わる覇気のない声。だけれど今は実祝さんとのやり取りと咲夜さん自身の話を聞かないといけないのだから、実祝さんに釘を刺されたばかりだけれど

心を鬼にする。
『そうだよ。今、時間大丈夫?』
 部屋の時計で、昼休みの時間があらかた終わりに差し掛かっている事を確認する。
『うん。大丈夫って言う事は、愛美さん

今日は休み?』
 私が意識させてしまったからか、咲夜さんが私も休んでいる事を確認する。咲夜さんはそれで私をけん制したつもりなんだろうけれど、金曜日の出来事を知らないと、自分で言ってしまっていると気が付いていないはずだ。
『うん。先生から私の所には公欠扱いにするって連絡があったから』
 だから、詳しいきさつは一切話さずにただありのままの事実だけを話す。中途半端に咲夜さんも当事者になってしまっているだけに、これだけでも十分説得力はあるはずなのだ。
『そうなんだ……』
 私の答えに短く相槌を打っただけで、それ以上口を開く様子はない。だから私の方から仕掛ける事にする。
『いつもみたいに何の用事とかは聞かないの?』
 だけれど返事をしない咲夜さんに、私の中に這い上がって来る真っ黒な予感が私の足元を捉える。
『……私は先生からの公欠連絡が届いたけれど、咲夜さんも公欠で休んでいるの?』
 その感覚もまた、たまらなく不快だったから、いつもの私のやり方を変えて、一つずつ私自ら核心に迫っていく。
『あたしが……あたしが今日休んでるのは……』
 そして一歩詰めただけで、目に見えて咲夜さんが動揺するのが伝わる。

って事は、明日は登校して――出来るの?』
 だから、その言葉の先を私の望む形に、無理矢理変えてしまう。
『た……体調が良くなれば……』
 咲夜さんの口から出た明らかな嘘に私は悲しくなる。
 どうして咲夜さんにかかっていた同調圧力は無くなっているはずなのに、本音を話してもらえないんだろう。蒼ちゃんの言う通り、本当に咲夜さんは私を友達だとは思わなくなってしまったって事なのかな……。
 こういう時、ご承知の通り私は直接聞いてあげるような事はしない。もちろんそれは相手に対して腹を立てていたり、落胆している事がほとんどだけれど、今回みたいに咲夜さんの口から正直に話して欲しいからと、ギリギリまで咲夜さん、相手の事を信じて待ちたいからって言う気持ちも強い。
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 ※咲夜さん→43話(実祝さん)  雪野さん→116話(雪野さん)
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『それより愛美さんも、何回も電話してたのにどうして出てくれなかったの? もうあたしの事は友達として見れない? やっぱり蒼依さんにした事が許せない?』
 この話を続けるのがしんどくなったのか、話題自体を変えようとするけれど、私は実祝さんの事は咲夜さんにお願いしたのだ。その実祝さんは私の気持ちを汲んでくれている。だから咲夜さんを気遣ってもくれているのだと信じられる。
『金曜日に大きなトラブルがあって、私も蒼ちゃんも家から出られるような状態じゃないからだよ』
 そうなると後は咲夜さんだけになるのだから、その外堀をじわじわと埋めていく。
『愛美さんや蒼依さんもって……』
 やっぱりもう一つ思い当たる節があったのか、また言葉を詰まらせる咲夜さん。
『だから教室には今、実祝さん一人だけがいる――ううん。私たち三人共が学校に行っていないって事は、あれだけ二つのグループから的になっていた実祝さんには、誰も喋る人がいなくなってしまうって事だよ』
 でもそっちの方は、もっと後のカードとして取っておかないといけないのと、とにかく今は実祝さんと咲夜さんの関係性だ。
『……来週から行けるように努力する』
『そこは“今日中に治して、明日から学校へ行く”じゃないの?!』
 今の実祝さんの状況を伝えたのに、依然頑なに嘘を重ねる咲夜さん。
『そんなの確約できないじゃん! あたしだって辛いのに、あたしはどうしたら良いの!』
 だから余計に深みにはまってしんどくなるのに、どうしてそこに気付いてくれないのか。実祝さんは咲夜さんに優しくして欲しいって言ってくれたけれど、このままだと埒が明かない。
『その辛い気持ちをどうして実祝さんに伝えないの? そんなに辛いならどうして“今週は学校を休む”って決めちゃったの! 咲夜さん。自分で支離滅裂な事を言っているって気づいていないの?!』
『――?! 何で愛美さんがその事を……まさかっ!』
 だから私の方から更に外堀を埋めにかかる。もちろん今度は私の知っている事を小出しにしながら。
『咲夜さん……なんで確約出来ない体調が理由なら、今週って言うのだけは確約出来るの?』
 私は昼休みなんてとっくに終わっている時間にもかかわらず、ここが山場だと踏んで残り少なくなったカードを祈るような気持ちで慎重に切って行く。
『……どんなに体調が悪くても1週間あれば大体良くなるじゃん』
 それでも私の前では本当の事を言ってくれない咲夜さん。その咲夜さんが本当の事を喋ってくれた木曜日。その夜におばさんに言われたとは言え、蒼ちゃんや私に電話をしてくれた咲夜さん。あれは一体何だったのだろう。
『そこまで言い切るって言う事は、体調が戻らなくても来週からは登校するって事なんだよね』
 最後の1枚を切るのが怖くて、意味のない会話を挟んでしまう。
『……』
 だけれど咲夜さんは答えてくれない。ひょっとして私と友達を辞める事になってしまっても仕方が無いと思っているのかもしれない。
 さっきからの続けての電話のせいで、耳が少し痛い中、咲夜さんとの話を続ける。
『雨降って地固まるの話をしてくれた時、咲夜さんが必死で実祝さんの事を話してくれたの覚えてる?』
『でも結局、毎回理由を作って愛美さんは、実祝さんと喋ってくれてないじゃん!』
 それが功を奏したのか、活舌になる咲夜さん。だからこれがチャンスだと踏んで、最後の1枚のカードを切る事にする。
『その実祝さんから電話がかかって来たんだよ』
 本当にまさかだったのか、電話越しとは言え電話口から呼吸音さえも消える。
『その実祝さんが言ってた。実祝さん自身が誰とも喋れない。喋る人がいないって。なんで実祝さんは咲夜さんじゃなくて、私に連絡して来たの?』
 私と実祝さんが喋った内容を話すと、受話器越しに息を呑むのが分かる。でも、心を鬼にしている私はまだ追及の手は緩めない。
『そして、咲夜さん自身からの連絡はあったけれど、今週休む事と“ごめん”って言われただけで、さっぱり意味が分からないって不安そうだったよ』
『実祝さん……』
『ねぇ咲夜さん。後一回だけ聞くね。自ら確約出来ないって言ったはずの体調の回復を、1週間と決めた挙句、実祝さんにごめんと言った咲夜さんの

の理由は、本当に体調不良なの? 私は、友達として本当にそれを信じても良いの?』
 祈る気持ちで切った最後の1枚のカードを示すと、咲夜さんの吐息が震えてそのまま嗚咽に変わる。
 だけれど、咲夜さんを想う実祝さんの気持ちを蔑ろにして欲しくなかった私は、心を鬼にしないといけない。
『……それを実祝さんが、咲夜さんにじゃなくて私に言って来た事の意味、分かるよね』
『あたしは初めから愛美さんと実祝さんで仲良くして欲しいって言った!』
 なのにまだ素直にならない咲夜さん。だったら、あの朝の階段踊り場でのやり取りは何だったのか。今まで懊悩して来た咲夜さんは何だったのか。
『分かったよ。じゃあ、後は私の方で実祝さんを独りにはしないようにするから、咲夜さんはもう何も気にしなくて良いよ』
『何で?! 何でそんな酷い事言うの?! あたしだってどうしたら良いのか分からない中、実祝さんと相談しながらやって来たのにっ!』
『だったら、何で今回の事は一人で決めてしまったの! 私が咲夜さんに実祝さんの事を頼んで、涙しながらでも何とか友達だってお互い言えるくらいにはなったのに、どうしてここ一番で実祝さんを独りにしたの!』
 咲夜さんにあと一歩が届かない気持ちにどうしても悔しくなって、私の心が弾ける。
『独りって……蒼依さんの事に加担してしまってたあたしだけが、一人無責任に――』
『――ふざけんなっ! 蒼ちゃんの事をダシにすんな! 咲夜さんの言い訳に蒼ちゃんを使うんじゃねぇよ! 蒼ちゃんがどれだけ酷い事になってんのか知ってんのか! 何の落ち度もない、何も悪くない、あんなに優しい蒼ちゃんをストレスのはけ口にして、性の搾取までした挙句、言い訳にまで使うとかふざけんのも大概にしろっ! 私、ちゃんと実祝さんと3人でお茶した時に言った。蒼ちゃんに手を出したら本気でキレるって。それなのに蒼ちゃんを盾にするってどう言うつもり? 咲夜さんの事見損なった。これじゃ蒼ちゃんが言っていた通りだった。だからもう私からは咲夜さんには関わらないけれど、次蒼ちゃんを利用しようとしたら絶交だから』
 咲夜さんのまさかの言い訳に、私が爆発する。
『……ごめ……あたし、そんなつもりじゃ――』
『ハァ? 言い訳なんて聞きたくないし。それを実祝さんに全部話してみなよ。今日の事も今までの事も、戸塚の事で秘密にしてた事も何もかも全部。それが確認できるまで咲夜――月森さん「っ!」とは喋りたくない――それじゃ』
 そうして、それ以上咲夜さんの声を聞きたくなかった私は、そのまま通話を終えてしまう。
 蒼ちゃんが咲夜さんに腹を立てた理由、私に関わらないで欲しいと言ってくれた理由も分かった。
 本当に、どうしてみんなして蒼ちゃんを利用するのだろう。蒼ちゃんがそこまで何か悪い事でもしたのだろうか。
 私は昼からお母さんが出かけている家の中で一人、何に対してか分からない涙を流す。

―――――――――――――――――次回予告―――――――――――――――――
        抱え込まない、塞ぎ込まない、一人で泣かない。
            ナオくんとの約束と合言葉。
    これを胸に、金曜日穂高先生とした約束を果たしに向かう朱先輩。

               そこで出会うのは……
            何もかもを看破して行く来校者……
        そして愛さんには絶対見せないもう一つの素顔……

        「確かに。あの岡本先輩めっちゃ優しいもんな」

        次回 153話 主権・権利・責任 (単元まとめ)
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