中書き 2

文字数 2,116文字

 改めましてお疲れ様です。

 ここからは別冊になります。そしてメインテーマに差し掛かりますので、さらに重く、息苦しいほどの空気感に少しずつ雰囲気も変わってまいります。
 当然タグなども変わりますので、一度ご確認お願いいたします。

 そしてタグにある通り、ここからのお話は色々な法律、特に2020年に改正された法律を意識したお話となります。
 その主な法律としまして、

 児童福祉法 (昭和22年制定) ⇒ 改正児童福祉法 (令和2年4月1日施行)

 この法律を特に意識して頂けると、メインテーマがよりハッキリすると思います。
 ですので、初っ端の小タイトルは、

 改正児童福祉法 総則 (第1条~第3条)

 となります。
 もちろんそれ以外にも、付随する法律なども順次開放しますし、
 色々なやり取り、を意識しながらお読み頂ければと思います。

 あらすじ部分についてもう一度申し上げておきます。
 これはあくまで子供視点のお話です。ですので一人称と言う形を取っております。
 ですので、唯一子供(児童)が主権のこの法律を前面に据えております。
 ※大人視点のお話はそこそこお見かけします。

 大人になれば忘れている感覚もあるかと思いますので、この部分を最後まで意識をお願いいたします。
 そして前書きにて述べた事をもう一度、もう一度申し上げておきます。

 この物語はフィクションです。
 登場人物呼び、地名、団体におきましては架空となりますのでくれぐれもご了承くださいませ。

 また現行の改正法でも十分に踏み込んでいますゆえ、現段階では私は

不満はありません。
 そのための大量のヒアリングも行ったと見聞きしております。

ただし、今後も社会情勢、世論による改正は必要だとの認識だけは持っております。
 ですので、現在ある法律、団体及び個人様に対する、誹謗・中傷の意図も全くございません。そこだけは、念頭に置くよう、重ねてよろしくお願いいたします。

 また前書きにも表記しましたが一部不満のある部分は、事実と違う旨を明記した上で、私の意見書を添えつつ、物語の中に落とし込む予定ですので、併せてご理解いただければ幸いでございます。

 また、もう一つの注意ですが、当書物における法律・条文の解釈・参照条文に関しましては、各々の弁護士、検察官・裁判官などによって解釈及び参考にする凡例により、判決が大きく異なります。
 ですので、ここより先は参考条文を随所に織り込ませておりますが、必ずしもこれが正解! 解答! と言う事ではくれぐれもございません。
 あくまで一つの参考ないしは、考え方として捉えて頂き、願わくば興味を持たれた読者様におきましては、それぞれにおいてお調べ、感情を動かし頂きまして、独自の解釈並びに知識を取り込んで頂ければと思います。

 つきましては前書きにも書きましたが、この物語はどうしても知って頂きたい事がありましたので、極めて強いメッセージを込めて、一人でも多くの方にお考え頂いて、その存在を知って欲しくて、意識して欲しくて綴らせて頂いております。

※重ねて申し上げます。大人視点でのお話はそこそこございますが、子供視点での
 お話を私は、まだ見た事がありません。

 つまりはあくまで私の目的は知って頂く事。気づきをして頂く事にあります。
 その気づきの為の、知って頂くための啓発的な意味合いが強いかもしれません。
 その先に各個人でのお考え、思考の醸成を(おこな)って頂けましたら、作者としては、メインテーマの本懐を遂げられた事になります。
 その為のディスカッション並びに、ご質問やお話でありましたら、私は喜んで時間の許す限りお付き合出来ればと思います。
※それにより、前冊でも頂きました読者様からの気付きも頂けると思っております。

 それと最後にもう一つ。
 前冊では“ジョハリの窓”を散々意識して読み進めて頂きましたが、
“開放の窓”“秘密の窓”“盲目の窓”は頻繁に意識して頂きましたが、最後の窓
“未知の窓”
についてはその存在すらも、意図的にほとんど開示してきませんでした。
その為に、一人称視点で書かせて頂いております。

 この“未知の窓”に意識を置いた読み方をして頂ければ、より本タイトルの本懐を果たす事が出来るかもしれません。
 そしてこの“未知の窓”を開示するのにタグに表記した[(人間)行動学]が生きてきます。
※このメインテーマが本書最後にして最大の警告・注意・お願い事項となります。

 それでは物語の【結】の部分の開幕です。
 前半から中盤にかけては前冊までの『総括』ですので、そのままのお気持ちで読み進めて頂いても、何ら問題はございません。

 今までの経験を生かして、登場人物みんなが少しずつ成長している様を、ご覧ください。少しずつ変わる心と行動を追いかけてみて下さい。それを実感頂けた時、少しだけ気持ちが晴れる事と思います。

 それでは最後、また後書きでお会いしましょう。

 登場人物みんなに幸あれ!

そうそう最後にもう一つだけお約束。
次話145話から数話間全7回中5回目の【警告】入りです。
ただし、前回ほどではございませんので、明日以降の本編の際に少しだけ頭の片隅に
置いて頂ければと思います。

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