第8話
文字数 988文字
「勉!黄色の龍!」
ミドリが勉とイエローに近づくと勉が口を開いた。
「ミドリさん、これをホワイトさんに」
そう言って勉はミドリの手に白玉を握らせた。
「これは白玉」
「ミドリさん、早く」
「あぁ」
返事をするとミドリは急いで奥の部屋に向かい眠っている白の龍に近づき白玉を身体の中に送り込んだ。
その様子を勉とイエローはじっと見つめた。
「大丈夫かな」
心配そうな顔で勉が見つめるその時、白の龍から左右の瞳と髪と足首まで長い服が白の人間に眠ったまま変身した。
「ホワイト」
ミドリが声をかけるとホワイトは目を覚まし口を開いた。
「ホワイト?」
「お前の名前だ」
「毒にやられてるのに生きてる」
「まだ、身体の中に毒はあるのか?」
「俺の身体を蝕んでる」
「大龍神様が居てくれたら…」
「勉なら毒を消せるんじゃないのか」
ミドリの言葉にホワイトが口にするとミドリは勉に近づき口を開いた。
「頼む、白い龍を助けてくれ」
「俺は普通の人間です、毒を消すなんて俺には…」
「君ならできる、君にはその力がある」
「わかりました」
ホワイトの言葉で勉はやる決意をしそしてホワイトに近づいた。
その後、勉はホワイトの手を握りながら毒が消えることを祈った。
それから暫くしてホワイトが目を覚ました。
「ホワイトさん」
手を握りながら勉が話しかけるとホワイトは勉に目を向け口を開いた。
「俺の身体を蝕んでいた毒は君の力によって消された」
「本当ですか?」
「本人も築かない力、君にはある」
「信じられないな」
「すまないが身体を起こすの手伝ってくれないか」
「はい」
「……」
勉に支えられながら身体を起こすとホワイトはミドリとイエローの目の前で勉の唇に唇を重ねた。
その光景にミドリとイエローは驚いた顔で見つめた。
その後、ホワイトは勉の唇から唇を離し立ち上がるとミドリとイエローに近づいた。
「お前らに話がある外で話さないか」
「勉、外に出るなよ」
そう言ってミドリはホワイトとイエローと共に建物から外に出ていった。
1人になった勉は立ち上がり落ち着かないドキドキを必死に落ち着かせようとした。
「ドキドキ、落ち着け」
ドキドキに向かって勉が話しかけたその時、左右の瞳と髪と足首まで長い服が金と銀の人間が現れた。
「誰ですか?」
突然、現れた男性に勉が問いかけると男性は驚く言葉を発した。
「俺は大龍神だ」
「え…」
勉は驚いた顔で大龍神だと名のる男性を見つめた。
ミドリが勉とイエローに近づくと勉が口を開いた。
「ミドリさん、これをホワイトさんに」
そう言って勉はミドリの手に白玉を握らせた。
「これは白玉」
「ミドリさん、早く」
「あぁ」
返事をするとミドリは急いで奥の部屋に向かい眠っている白の龍に近づき白玉を身体の中に送り込んだ。
その様子を勉とイエローはじっと見つめた。
「大丈夫かな」
心配そうな顔で勉が見つめるその時、白の龍から左右の瞳と髪と足首まで長い服が白の人間に眠ったまま変身した。
「ホワイト」
ミドリが声をかけるとホワイトは目を覚まし口を開いた。
「ホワイト?」
「お前の名前だ」
「毒にやられてるのに生きてる」
「まだ、身体の中に毒はあるのか?」
「俺の身体を蝕んでる」
「大龍神様が居てくれたら…」
「勉なら毒を消せるんじゃないのか」
ミドリの言葉にホワイトが口にするとミドリは勉に近づき口を開いた。
「頼む、白い龍を助けてくれ」
「俺は普通の人間です、毒を消すなんて俺には…」
「君ならできる、君にはその力がある」
「わかりました」
ホワイトの言葉で勉はやる決意をしそしてホワイトに近づいた。
その後、勉はホワイトの手を握りながら毒が消えることを祈った。
それから暫くしてホワイトが目を覚ました。
「ホワイトさん」
手を握りながら勉が話しかけるとホワイトは勉に目を向け口を開いた。
「俺の身体を蝕んでいた毒は君の力によって消された」
「本当ですか?」
「本人も築かない力、君にはある」
「信じられないな」
「すまないが身体を起こすの手伝ってくれないか」
「はい」
「……」
勉に支えられながら身体を起こすとホワイトはミドリとイエローの目の前で勉の唇に唇を重ねた。
その光景にミドリとイエローは驚いた顔で見つめた。
その後、ホワイトは勉の唇から唇を離し立ち上がるとミドリとイエローに近づいた。
「お前らに話がある外で話さないか」
「勉、外に出るなよ」
そう言ってミドリはホワイトとイエローと共に建物から外に出ていった。
1人になった勉は立ち上がり落ち着かないドキドキを必死に落ち着かせようとした。
「ドキドキ、落ち着け」
ドキドキに向かって勉が話しかけたその時、左右の瞳と髪と足首まで長い服が金と銀の人間が現れた。
「誰ですか?」
突然、現れた男性に勉が問いかけると男性は驚く言葉を発した。
「俺は大龍神だ」
「え…」
勉は驚いた顔で大龍神だと名のる男性を見つめた。