夏思う、故に我有り 20150117

文字数 182文字

夏思う、故に我有り
生い茂る草木に生命を感じ
肌に刺さる太陽の日差し
通り過ぎる風と木漏れ日が混ざり合う

夏思う、故に我有り
流れ行く季節 終わりかけの夏の中に寂寥
遠き日の夏 密やかな営みを思い出す
身も凍る真冬にあの暑さを懐かしむ
記憶の中では、いつでも夏は優しく

夏思う、故に我有り
躍動と衝動 可能性が眠る
感情の発露 滲む涙
走り出したくなるような夏
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