あの日の仮想敵 20160606

文字数 162文字

心地よい夏の風 セミの声が響いてた
あの日の記憶では 母に怒られ泣いてた
あの時未来はずっと遠くにあった
僕らの大人はいつも仮想敵で
そして道しるべだった

何回目かの夏の日 一人暑さに唸っている
今日の予定は未定で お金が無いと泣いてる
あの時の未来はすぐそこにある
僕らはいつの間にかあの日の仮想敵で
いずれ導く番が来る
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