抽象現実 20140131

文字数 186文字

悲しみは既にに空に消えた
慈しみが暮れに産声を上げて
僕らの手のひらに咲いた花々が
慰みの向こうで薄ら笑いを浮かべた

見慣れた風景は少しずつ変わり
立ち返ればそこは最早別の世界へと変わり果てる
汚れたシャツの思い出は僕らを裏切り
引かれたレールは暗闇の彼方へと埋もれて行く

救いはあるか 聞けよ声
まだ見ぬ明日は何処へか
未来はあるか 唱えよ歌を
称えぬ神は打ち捨てろ
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