第7話:稼いだ金で海外旅行1

文字数 2,275文字

 塚田守の資産が増え、奥さんと今後の人生について話合いを始めると今の忙しい生活から、もっと、ゆとりのある生活がしたいとい奥さんが言った。それに対して日本を出て海外に住むというのはどうだろうかと塚田守が言った。すると、そうね、喫茶店の御主人が亡くなって、すぐに、お客さんと結婚したとか陰口たたかれるのを嫌がっていた。

 そのため早く東京を出て知ってる人のいない所へ行きたいと言った。そこで海外でも行こうかというと良いわよと答えた。海外旅行と言ってもどこに行こうかと話し始めた。長女の和美ちゃんは2004年4月に地元の小学校に入学した。その後、塚田守の家族、アメリカ旅行に行くことになった。

 子供達に学校の春休みを利用して2004年3月26日から4月4日までの10日間、シアトル、ロサンゼルス、ラスベガス、サンディエゴに出かけないかと聞くと全員が行こうと言った。そこで総勢4人で成田からシアトルに飛んで市内観光をしてシアトルタワーに上り周辺の景色をみた。その後、昼食は、「パイク・プレイス・マーケット」の新鮮なカニ料理を堪能した。夕飯にレストランに入るとパンやチーズが旨かった。

 その他、スターバックス1号店もたずねたが、長く待ちそうなので写真を撮っただけで帰ってきた。一泊してラスベガスに飛んでサンディエゴに向かって最後にロサンゼルス行く予定。翌日、朝は9時にホテルを出発し空港に10時につきラスベガスに昼過ぎに到着した。ラスベガス空港で昼食をとりシャトルバスでベネチアンに入った。

 ラスベガスには大きいホテルで多くあり、部屋数も世界でも屈指のようだ。チェックインしてカジノを通って部屋まで行くのに20から30分かかる。日本では考えられない広さに驚いた。また途中の天井画・フラスコ画が、あまりにきれいなので見とれて首が疲れる程だ。2階に上がると不思議なことに運河があった。

 天井は見せかけの空があり、運河にゴンドラ浮かび、お客さんを乗せて移動していた。何というスケールの大きさなのだろうと、あっけにとられた。部屋について中に入ると広いスタンダードタイプの部屋としては世界最大と書いてあった。日本の広めのマンションの2DK程度の広さだった。移動で疲れたので一休みて夕飯を早めにすませ床についた。

 翌朝はホテルのフロント近くのイタリアンピザの店に入りチーズがたっぷりのったピザと珈琲のセットを食べたが、めちゃくちゃ旨いのに感動した。その後、近くのイタリアン珈琲ショップに苦めの珈琲とデザートアイスクリームが、これも最高の味。ホテルを出て徒歩10分のファッションショーモールというショッピングセンターに入った。

 ここはメーシーズを始め多くのデパートが入るショッピングモールに入り買い物を楽しんだ。その入り口近くにある「クオーターズ」と言う名のチケットの格安ショップでオペラ座の怪人のチケットを安く手に入れた。今晩19時から全員で見ることにした。その後、遅めの昼食をファッションショーモールの道の南側にあるTIホテルのバフェ「食べ放題」で食べた。

 そのバフェはいろんな料理を腹一杯食べられてデザートに日本の綿飴「わたあめ」があったのには思わず笑ってしまった。昼食をとって少し部屋に戻り休んで今晩のミュージカルに備えた。午後17時過ぎに動き出して徒歩30分程のベラージオの噴水ショーを見た。どうやって音楽に合わせているのか不思議な感じだ。

 道の向こう側にエッフェル塔とパリスホテルがあり何とも派手なストリップ大通りだ。その後、MGMのライオンを見て見回ったが、このホテルも日本では考えられない程の広さで圧倒された。近くの店で軽い夕食をとり会場へ行きオペラ座の怪人のミュージカルを楽しんだ。特にスターの歌声の大きさに圧倒されてた。その演技に魅了され、あっという間の90分。

 その余韻に浸りながらストリップ大通りを北上した。そして20分程でべネチアンホテルについてフロントでキーをもらい部屋に着くと、すぐ眠くなり床についた。翌日はラスベガスからサンディエゴに飛んだ。昼過ぎの到着してホテルにチェックインした。その後サンディエゴの美しい港を見に行き近くのレストランで夕食をとってホテルに戻った。

 翌日は早朝7時に起き海辺を散歩した。その後、サンディエゴ海事博物館へ向かった。サンディエゴ海事博物館は外洋での生活を見学できる博物館。修復した船舶を展示する博物館で世界最大規模。スター オブ インディア号は巨大な帆船。この博物館の目玉でありサンディエゴ臨海地区のシンボル。移民たちは、この船を使ってイギリスからニュージーランドに向かった。
 
 また漁船として使われた時、乗組員たちはこの船の上で数ヶ月も過ごした。スター オブ インディア号は実際に運用される船舶としては世界最古。この船は年 1 回、港を航行する。バークリー号も必見。サン フランシスコ湾の渡し船としての役割を 60 年間担ってきた船舶です。海軍のフリゲート艦のレプリカ。その他、ソビエト攻撃型潜水艦 B-39 も見ごたえがある。

 潜水艦の内部の仕組が良くわかる。この潜水艦はアメリカの軍艦の動きを偵察する役割を果たしていた。その他に、博物館では45 分間のナレーター付きクルーズも行っている。復元した 1914年建造のパイロット号で、サンディエゴ湾をクルーズ。海から見る街の景色はとてもきれい。博物館を全部見るには 3、4時間位かかる様だが1時間で出て来た。
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