第60話

文字数 376文字

バチッ!
客電が落ちる。
あ、しのさん。
ちょっと遅れちゃって。
入口でSPたちがヌキまくってたから、いちばん好みなちんぽ、あ、いや、男性を選んでヤッてたら遅くなったわ。
わたしもしばらく御無沙汰だったから、このSP10発抜いたら治まった。
そしたら、彼、わたしを好きだって(ぽ)
(ぽ)じゃないわ!
しの、アンタの親父さん、大学教授だったね。
う。
もう無力化された。
何の為に出てきたんだ。
さすが、影うす。
でも彼氏出来て良かったね。
結局また客電が点き、その間に全裸になっていたチークービー予備軍と種馬たちが相まみえる。
まずい、僕らは結局権力にたいして無力だ。
その刹那、
トテテテ…
ん?
トテ子!
生きてたのか?
しかも3歳くらいの双子とおぼしきミニトテ子がふたり。
男と女。
トテ男とトテ美。
ちがうよ、たいちくん。
空と風だよ。
くうくんと、ふうちゃん。
わたしたちの、子供だよ。
えええ!
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