カモはいなくてアヒルがいてやっぱりコインロッカーは関係なくてただアヒル~な日々

文字数 1,350文字

「さて、今日も一日終わった。お疲れ様。わたし。」むにゃむにゃむにゃ...












当時23時までラウンジが営業していて、closeにして、片付けをして、帰宅して、遅い夕食を食べ、お風呂に入り、部屋の電気をこだまにして、ベットの中に 入って、天井を見ながら、一日を振り返っていた。








はっ!
明日のケーキの発注数、、もっと多くしなきゃ、ダメだったな!



と気づく。




( あーー、もう寝るばっかりだったのに。) の気持ちより、(気づいて、よかった。) の気持ちの方が大きかった。




家から会社まで、片道15分位で車でいける。




私は、ある時は、パジャマのままコートを羽織り、ある時は服に着替え、
真夜中の会社へ仕事をやり直しに、行っていた。
守衛さんも、おなじみな感じで、ラウンジの鍵を私に渡す。ちゃんと記入もする、何時何分にラウンジの鍵を高美が借りましたと。ちなみに、そんな夜遅くに行って、、なにか悪さしてないのか、、なんて思う方いるかもしれませんが、、全くそんなことはありません。店の金庫ボックス、お金関係は、しっかりフロントの金庫へ預けてあるから、悪いことなど何もしていない。ここは言っておきたい。 とにかくまじめだに、ラウンジに行き、書き直す。明日のケーキ発注数。そして、暗い廊下を早歩きで、進み、ブルーライト(菌の繁殖を抑制するライト)だけが薄暗く光る廊下を進み、ペストリーへ向かう。私がさっき置いた明日の発注数の用紙を、書き直したものと取り替えて、よし!!これでおっけい!とつぶやき、またそそくさと自宅に帰る、睡眠時間が、少しでも欲しいから。
( * ॑꒳ ॑*)懐かしい。

気づいたなら、やり直し、失敗を、未然に防ぐ。


それが、どんなに、めんどくさくても、大変でも、

直さないと失敗するって、気づいたなら、分かってるなら、絶対にやりこなし、明日の業務がスムーズに行くように、していた。




ふふふ。すごいがんばってた。(笑)当時。










成長の時期。色々覚えなきゃならない時に、
結構大変な時期に、


すごく厳しいいんだけど、優しい、パティシエが
当時いまして、


その人の言葉が、とても今も、心に残っている



『今は大変な時期だけど、耐えるときだ』みたいな、そんな言葉をかけてくれた。私のことをみてくれているってその時思った。
ずっとは続かない、今は大変でも、そこを乗り越えれば、その時期は終わり、成長する。
そんな感じなことを私に言ってくださった。
そのパティシエは今は調理の専門学校の先生になられた。
仕事中はすごく自分にも人にも厳しく、
もうこんなにデザート作るの上手なのに、まだ
ピリピリして、ストイックにやってるって、私は思ったりしていたが、多分その状態をキープするためには、または向上していくために、手を抜かないのだと思う。

すごく厳しくて、仕事をきっちりで、作るデザートも美しくて、だけど、パティシエは、パティシエのことをあだ名で私に呼ばせてくれたり、冗談を言ってくれたり、親しみのある距離感でもいさせてくれた。
ふと、最近思い出す。
人との出会いは、楽しく、勉強になり、。
出会いと別れがあり。
過去を振り返り、
思い出に浸ると、
色々思い出して、
自分が笑顔になったりして、
その人と出会ってよかったと思える。
そして今もまた新しい人との交流を楽しみ、
大事にしようと思う。



ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)

登場人物紹介

登場人物はありません

ビューワー設定

文字サイズ
  • 特大
背景色
  • 生成り
  • 水色
フォント
  • 明朝
  • ゴシック
組み方向
  • 横組み
  • 縦組み