腕時計のベルトのその後

文字数 1,045文字

直してもらおうと、透明のビニール袋に入れて、冷蔵庫の上に置いておいたの。


一度、貴金属&眼鏡店を訪ねて、ベルトが欲しいと頼んでみたところ、このタイプの腕時計はもう直せませんと断られて、、


知っているもう一つの時計屋さんに持ってってみようと思って、冷蔵庫の上に置いといたのね。



でも毎日なんか忙しくてなかなか行けなかったの。



そしたらある日、ほのかが、
ちいかわの四角い箱を私に渡してきて、、


「はい、ママ」


「ん? ほのちゃん、なに?くれるの? なにかなぁ、、?」


開けてみると
ベルトが直ってる腕時計が入っていて、
私は驚いた。

そして冷蔵庫の上を二度見して、、冷蔵庫の上に時計がないことを確認した。



「え? どうしたの? 直してくれたの? どうやって?!」


「ばーばと一緒に時計屋さん言って直してもらったよ」



このばーばとは、去年の10月にコロナになった82歳の叔母のことである。


どうやら、私が仕事でいなくて、叔母がほのかの面倒をみるために、うちに来てくれた時に、冷蔵庫の上の腕時計と私の「直す」って書いたメモをみた叔母が、ほのかと一緒に、昔からの時計屋さんに持ってって みてもらって くれたらしい。
私が毎日忙しい姿を見て、叔母が変わりに、私のやりたいことをやってくれた。




ベルトは希望の色じゃなかったんだけど、、
でも直って嬉しかった。


どうやら、その時計屋さんの話では、もうこのタイプの時計のベルトはないようだ。 私が行った貴金属&時計の店の人と同じことを言っている。


しかし、その時計屋さんは、ベルトと盤を繋ぐ部分の金属の棒がついている部分を、ベルトが付けられるように直してくれた。




すごい。。
プロフェッショナル。



お客さんの様々な、時にイレギュラーな希望に、丁寧に応えてくれるお店って、貴重だと思う。


私はそんなひとりひとりを大事にしてくれる心の余裕たっぷりの職人、お店が好きで、

ほっこりさせてもらえる。





しかし、修理代いくらだったんだろうか、、。
ちょぃと、ラッキーでしたよ。
すみません。
ばーば、ほのちゃん、
ママは思わぬプレゼント嬉しかったよ。
ありがとう。








p.s.ココ最近2週間くらいは、鍵さんと私が2人っきりで、ドライビングしてます。スペアーくん二人は、箱の中で、お休み中。

スペアー君、ヤキモチ妬いちゃうから、また一緒にドライブしようね。 なんちって。

誰もなつみを待ってないけど、しかたない、
なつみちゃんの相手してやるかと言った声が、
スペアーくんのはこの中からも、聞こえてきます(笑)


我も皆も、元気で、よろしい。



感謝。

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