第20話 2020.10.30 お土産のバッテラ

文字数 1,840文字

朝9時頃目を覚ますが、前日夫と喧嘩別れ(寝)した感じになってしまったので起きづらい。
なんか面白い夢を見ていたので二度寝して続きを見る。
しぶとく寝ているとそのうち夫が起こしに来てくれた。
焼きそばを作ってくれてるらしい。
もう昨日のことは怒ってないのかなと安心して焼きそばを食べる。
私はソーセージはシャウエッセンが好きなのだが、夫はこんなにいいソーセージを焼きそばに使うのはもったいない!といつも言う。
それなら使わなくても別にいいのだが、ふんだんに使われていた。
昨日頑張って持って帰ったキャベツも入ってる。
甘くて美味しい。
私は焼きそばを作ると手を痛めるので作ってもらえて嬉しい。

「お茶が飲みたい」と言う夫に「なんのお茶?」と聞くと紅茶か麦茶らしい。
静岡県民からしたらお茶と言えば緑茶、むしろ何か飲みたいと言えば基本お茶なので文化の違いを感じる。
イングリッシュブレックファストを淹れたら喜ばれる。
気に入っておかわりしていたので私もミルクティーでもう一杯作ってもらう。
夫が紅茶を飲むのは珍しい。
私もあまり飲まないけどイングリッシュブレックファストは飲みやすくて好きだ。
ミルクをたっぷり入れたアッサムも好きなのを今思い出したので冬に向けて買い足しておこうかな。
貰い物の黒豆茶というのがあるのだが、好きではなかったのできっと一生減らないだろう。
いいものっぽいし体に良さそうなので捨てるのがもったいないと思ってずっと持っているが、もう捨てよう。

洗濯や食器洗い、部屋の掃除などを一通りする。
昼ごろあつ森で家具の交換をする約束をしているのでそれまでに終わらせる。
明日はハロウィンがあるし、10月で終わってしまう虫、魚、海の幸をチェックして図鑑と博物館の取りこぼしがないようにする。
ちょうどジャスティンという魚を高く買い取ってくれるビーバーが来ていたので魚を頑張る。
まきえを使いまくる。

夫が友人に誘われて銭湯に出かけてしまったので一人で缶ビールを開けて銀杏を電子レンジでチンする。
封筒に20個入れて口をくるくる折って封をして1分セット。
少ししてるとポンポン音がして数個はぜるのが聞こえてくる。
今日は封筒の底を突き破って庫内に飛び出した銀杏がいてびっくり。
封筒の中が銀杏の実で少しどろっとしている。
この分銀杏を食べる量が減っているのかと思うともったいないので他の方法を考えようと思いながら楽なのでいつもこの方法でやってしまう。
熱々をキッチンバサミの内側を使って割って塩をつけながら食べる。
美味しい。
銀杏というのは1日に食べる量に上限がある。
大人だと40個以上食べると中毒症状が出るらしい。
ビビリの私は20個くらいで留めておく。
ほっといたら40個なんてすぐ食べてしまいそう。
やはり銀杏というものには果てしないパワーが宿っているんだろう。
やるな。
一箱あるので、時間をかけて少しづつ楽しむ。

出かけている夫から銭湯がとても良かったよーと連絡がくる。
良かった。
最近ニートなのに仕事しまくっているのでリラックスしてくるといいな。
そう思ってぐいぐいビールを飲んでいると写真も送られてきた。
寿司食べてやがるー!
おじさん二人で銭湯行って地元の寿司屋でビール飲んで。
近所に親友が住んでるっていいな。
少ししてまた連絡がくる。
どうやらお土産を買って帰ってくるらしい。
穴子、サバ、おまかせのどれがいいか聞かれたので「サバ!」と即答する。
私は青魚が大好きなのだ。
友人で高いマグロを取り扱ってる人がいるのでマグロも好きだがやっぱり青魚が一番。
焼きそばを作ろうかと思っていたがお土産がくるということなので中止して夫の帰宅を待つ。
22時頃帰ってきた。
速攻食べる。
美味しい。
久しぶりだ。
スーパーで買うやつよりご飯が多すぎなくてサバがしっかりしていて美味しい気がする。
夫は少しだけ食べて、あとは私にくれた。
自分は焼きそばを作って食べていた。
夫は今日2回目の焼きそばだ。
またシャウエッセンの話をしていたので冷凍庫にパラパラ豚ミンチがあるよと伝えたら、挽肉〜?と言いながら試していた。
そして正解だったようでとても感心していた。
豚バラを解凍するには多いし、ちょっとお肉入れたいなって時の強い味方なのだ、パラパラミンチは。えっへん。

リラックスしたのか、食べるとき以外はずっと横になっていていつの間にか寝てしまっていた。
私は洗った食器を片付けるとリビングの電気を消して寝室に向かう。
最近寝付きが良くて嬉しい。
この日もベッドに入ったらすぐに眠れた。幸せ。
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