第11話 2020.10.21 元気が出ない時の解消法

文字数 997文字

今日は朝起きてお風呂に入った。

生理二日目で、寝ていてもお腹が痛くて起きてしまうくらい生理痛が重い私は枕元に痛み止めと麦茶を置いておき、痛みで起きた時に飲んで二度寝している。

夫は男兄弟しかいないからか生理事情にはとんと疎いが、何をしてほしいかを伝えるとそれをほぼ絶対叶えてくれるので本当に助かる。
結婚してよかったと思う瞬間でもある。
一人だと全てを自分がしないといけない。
これはとても大変なことだ。
人間というのは助け合っていくことで幸せになれると私は信じている。

話が大きくなったがとりあえず今日は痛み止めを飲んでその辺に転がっているだけの日だった。
ご飯も作れないし食べれない。
昨日酔っ払って買って帰ってきた歌舞伎揚を食べることしかできない。おいしい。
お腹が痛くてあつ森もできないしソリティアもできないしツイステもできないしもう生きていても意味ないと思い始めるレベルで何もしたくないしできない。

それなのに。

今日は生理前に予約を入れてしまったまつげエクステの日だった。

15時からの予約だったのでそれまでになんとか浮上しようとするが元気が出ない。
夫成分を摂取しようと思ってもzoomミーティングを別部屋でずっとしていて触ることもできない。
仕方ない。
もうまつげはかなりすっぴんに近く今日直しに行きたい。
意を決して洋服に着替えて家を出る。
自宅から自転車で5分のサロンに毎月通っている。
美形で小顔のお姉さんが一人でやっているサロンで仕上がりも持ちもお姉さんも好きで通っている。
今日行ったらお姉さんが髪をバッサリ切っていて可愛かった。
ちょっと会話する。
私は施術中いつもほぼ寝ているので最初の1分くらいとお会計の時の5分くらいしかお姉さんと話す機会はないのだが、ちょうどいい。
店内はちょっと懐かしいJ-POPのオルゴールバージョンの音楽がいつも流れていてなんとも言えず心地良くて、施術後に出してくれる午後ティーとお菓子(今日はパイの実だった)もなんとも嬉しい。
ちょっとした毎月の楽しみだ。

まつげをぱっちりにしてもらって大体1時間くらい。
すっかり元気になってスーパーで夕飯の材料を買ってご機嫌で帰宅。
なぜか痛み止めの効きが悪くずっとお腹は痛いのだが、気分はとてもよくなった。

女性に限った話なのか、私に限った話なのかわからないがどうしてもテンションが上がらない時は美活をするのがいいと思った。
帰ってきてビールを飲んだ。
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