第18話  2020.10.28 子供好き

文字数 1,512文字

昨日はなんだかんだ興奮していて寝るのが遅くなってしまい起きたのは9時半頃。
目を覚ましベッドでゴロゴロしているところに夫が起こしに来てくれた。
私と夫は寝室が違う。
起こしに来てほしい時はいつもわざと起きない。
コーヒーや朝ご飯をねだる。
今日は朝ご飯は私が準備した。
昨日買ってあった塩パンとソーセージエッグだ。
やっぱりいつも野菜がないなあ。

家事代行の依頼が2件入ったのでメッセージのやりとりをする。
私はフリーでベビーシッターと家事代行の仕事をしているのだ。
今後これに加えてヨガも仕事にしたいなあと漠然と思っている。
こんなご時世だからかどれも全然依頼がない。
開業閉店状態が続いている。
しかし2月に事業スタートした私は以前の業績もなく持続化給付金を申請もできず個人事業主というよりはほぼ専業主婦だ。
青色申告の申請もミスってしまったので今年は白色申告になってしまったのだが全然売り上げがないので確定申告しないくらいのレベルである。
来年はもっと気合を入れて働こうかな。
夫のサポート、夫と過ごす時間を今人生の最優先事項にしてる私にとって今ニートの夫と過ごす時間が何より大切なのであまり考えられないが来年には夫も忙しくしてるだろうからまた状況が変わるだろう。
その時に精一杯サポートできるように今のうちに私もパワーアップしとこう。

ベビーシッターとヨガの為に上級救命講習を受けようと思って問合せしてみたら年内の講座は全ていっぱいだった。
以前受けようと予約していたのにコロナで講習がなくなってしまい、やっと復活したと思ったら少人数で催行している為すぐに枠がいっぱいになってしまっている状況だ。
年末に年明けの予約が始まるのでその時に再トライをしなくては。

ファミサポというのを知って調べてみたら預かる人の自宅で預かるという。
夫に聞いてみたが毎日ほとんど家にいるのでやっぱり難しい。
確かに夫と楽しく幸せに過ごすのが私の人生のミッションなので夫が幸せじゃないのは本末転倒。
ということで却下。
夫が事務所を構えてそっちに行くようになったらまた検討してみようかな。

私は子供が好きだ。
しかし保育士や幼稚園教諭の資格を持っているわけでも経験もない。
ただ子供が好きなだけの30代女性だ。
それがとても罪悪感があった。
子供を好きだと言う資格がないと思っていた。
子育てしたこともないくせに、楽な面しか知らないくせに、お気楽な発言するんじゃないヒヨッコが!と言われると思って怖かった。
実際は「え!好きなの!?預かって預かって!まじ助かるわー!」という反応でびっくりした。
え、いいの?私、資格とかないよ?大丈夫?いいの???と最初はめちゃくちゃドキドキしながら子供と過ごした。
一緒に過ごしていると、本当に楽しい。
可愛いのはもちろんだが、子供の視点にハッとさせられる。
感心する。
私の心がどんどん洗われていくのだ。
楽しい。
もっと子供と触れ合う時間を持ちたい。
というところからベビーシッターは始まった。

やっぱり自分たちの子供が欲しい。
もちろんだ。
私は夫と二人で過ごす今の日々を本当に心の底から愛しているし永遠に続いてもいいと思っているが、やっぱり最初から毎日毎日成長を見守る子育てがしたい。
改めて思った。
二人とも最初から子供が欲しいと思っていたけど本気度が足りてなかった。
うん!やるぞー!!!

今日は昼ごはんは水炊き鍋、夜ご飯は永谷園の煮込みラーメンを夫が作ってくれた。
美味しい。
夫としても素敵なので間違いなくパパとしても素敵なんだろうなあ。

一日中家にこもって一歩も外に出ていないので、夜に缶チューハイとおつまみを買いにコンビニまで二人でお散歩した。
この時間も本当に愛しい。
今日も幸せだ。
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