第8話 2020.10.18 夫の退職祝いの鰻

文字数 675文字

今日も早起き。寒いので、せめて日の出まではベッドから出ないでおこうとゴロゴロ過ごす。

今日はランチに鰻を食べに行くことが決まっていたので、朝は軽く。
夫実家便に貰い物のいい食パンが半斤ほど入っていたのでそれとソーセージエッグ。

夫は勤めていた会社を辞めて今後会社を作るらしい。
準備期間があるので今はニートだ。
こちらの世界へようこそ!

コロナ禍でほとんど出社していなかった時期も今も私から見るとほとんど変わらない。
好きな時に寝て好きな時に仕事している。
エンジニアなのだが、手に職があるがあるというのは素敵だと思う。
きっとその世界は常に様々なことが目まぐるしくアップデートし続けていくだろうと思うので本当に好きじゃないと続けられないだろうが、逆に好きな人には楽しくてたまらない世界なんだろう。

私は、夫には振り切って振り切って好きなことだけやり続けてほしいと思う。

周りの空気を読んだり忖度したり安全に生きようとしたりしないでほしい。

自分の心の声のまま、子供のように走り続けていてほしい。

だから、会社員を辞めるというのは賛成だった。

もちろん私よりも何倍もしっかりしているので今後のことをとても考えてくれているのは知ってる。私は夫の決めることに反対することはほぼない。基本的に信頼しているのだ。楽しく一緒に生きていくつもりだ。

鰻は二人とも大好きで、定期的に食べに行きたいと思ってはいるのだけどコロナ禍で電話予約しないといけなくなってしまい面倒くさくてなかなか足が遠のいていたので、退職祝いにかこつけて食べに行った。

やっぱり美味しい。定期的に食べに来よう。毎回そう思う。
ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)

登場人物紹介

登場人物はありません

ビューワー設定

文字サイズ
  • 特大
背景色
  • 生成り
  • 水色
フォント
  • 明朝
  • ゴシック
組み方向
  • 横組み
  • 縦組み