第13話 新型コロナ感染症が5類感染症に移行されて大丈夫か?

文字数 739文字

 5月8日から新型コロナ感染症が5類感染症に移行された。
 今後はインフルエンザ並みの対応になるということだ。だが、最近の感染者数は東京では2000人を超えて増加傾向は収まらない。そして毎日のように亡くなっている人がいる。
 今までとどこが違って5類感染症に移行されるのか、はっきりとした理由がわからない。そして5類感染症になると今後、どう対応していくべきなのか?もはっきりとわからない。今まで推奨されれていたマスクの使用も個人の判断でということだ。
 確かに、法律に基づいて行政が様々な要請、関与をしていた仕組みから解放されて自分の頭で考えて行動するという事になったのは良い事だと思う。人はそもそも環境の変化に対応して今まで生存し続けたのも、どうしたら環境に対応できるか何をすべきかを個人が自分の頭で考えてきたからだと思う。なかには変化に対応できないで亡くなっていった仲間もいたがそういうのを見てそれではどうしたらいいか?と考えて人はいき残ってきたのだと思う。
 それにしてもテレビのゴールデンウイーク期間中の報道を見ていても混雑している観光地を訪ね「こんなに大勢の人でにぎわってます」「皆さん楽しんでます」という報道が多かったのには驚いた。ついこの間まで「密です、ソーシャルディスタンスを取りましょう」と報道していたのがウソのような変わりようである。
 今までの限られた医療機関による特別な対応が、5類感染症になって幅広い医療機関による対応が可能になるのか?等、まだはっきりしない点もある。
 何故と思ったら自分の頭で考える。そして、何故に答えるための情報は必要だ。その情報を元にどうすれば良いかを考えるのは今後も必要だ。
 今後も安心してはならない。浮かれるにはまだ早いのではと思う。
 
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