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方丈記を読む 鴨長明
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第16話 白波に身を寄せる
文字数 198文字
もしあとのしらなみにこの身を寄せるあしたには、をかのやにゆきかう船をながめて、満紗弥が風情をぬすみ、もしかつらのかぜ、はをぬらすゆうべには、じん陽の江をもひやりて、源都督のおこないをならう。
もし余興あれば、しばしば松のひびきに秋風楽をたぐえ、水のおとに流泉の曲をあやつる。芸はこれつたなけれども、人の耳をよろこばしめむとにはあらず。ひとりしらべ、ひとり詠じて、みづから情をやしなうばかりなり。
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第15話 仮のいほり
第14話 住み処
第13話 住まい
第12話 雀の鷹の巣に近づく
第11話 大地震
第10話 地震
第9話 あわれなる事
第8話 あくる年
第7話 飢渇、ひでり、大風、洪水
第6話 いにしえの賢き御代
第5話 所のありさま
第4話 家の存亡
第3話 つむじ風
第2話 火事
第1話 ゆく河の流れ
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