第20話 ハングリー・スパイダー

文字数 651文字

 先日、ある作品を読んでいたら、この曲が。

 槇原敬之の

「Hungry Spider」 (ハングリー・スパイダー)


 当時、ラジオを聴きながら仕事をしていた。

 槇原敬之は知らなかった。子どもたちが聴いていたが興味がなかった。

 が、この曲には惹かれた……


 連日流れていた。

 ラジオのパーソナリティが

「彼も曲調が変わりましたね」

と言っていた。

 と思ったら……

 覚醒剤で逮捕!


 ファンはこの曲を聴いて、なんか変だな、と気づいたらしい。

 

 ずっと聴いてみたいと思っていた。YouTubeは本当に便利。英語版もありました。

 何度も聴いてしまいます。不思議な魅力。

 1999年8月26日に覚せい剤取締法違反容疑で逮捕され、これに伴い音楽活動を休止する。同年12月、懲役1年6ヶ月・執行猶予3年の判決を受ける。

 執行猶予判決を下した裁判官は以下のメッセージを伝えている。

 最後に、私の個人的な話をさせて下さい。私は、なかなか司法試験に受からず、気持ちがめげかけたことが何度もありました。そんな時、私を力づけてくれたのが、被告の歌です。

 私は気持ちが折れかけた時、何度も被告の歌を聴いて元気をもらい、どうにか司法試験に受かることができました。被告は私の恩人でもあるのです。

 その恩人と、今こんな形で会わなければならないのは、私にとってもすごくつらいことです。ぜひ立ち直って、また私たちに元気を下さい。

 しかし、1度目の逮捕から20年後、再び違法薬物所持で逮捕。


 現在は少しずつメディア出演も増え音楽活動も活発になっている。

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