第25話 誰だ?
文字数 490文字
月の光 夜の風
しのびよる 黒い影
1968年10月3日~1969年3月29日 フジテレビ系放映/22分/モノクロ/26本/虫プロ商事
手塚治虫原作、実写とアニメを合成した映像
水谷豊が『バンパイヤ』で演じたのは、謎めいた少年・トッペイ。
田舎から上京してきたトッペイ少年は、アニメーションスタジオ「虫プロダクション」で働き始める。
真面目に働いていたトッペイだが、満月の夜になると様子がおかしく……
トッペイは、実はオオカミに変身するバンパイヤの一族で、行方不明の父を探すために上京してきたのだった。
そうだ、僕はバンパイヤ。
水谷豊 トッペイ役でデビュー。
トッペイの変身シーンは、ドラマの大きな見どころになっていた。
満月を見て悶え苦しむトッペイの体が徐々に長い毛に覆われて、オオカミに変身する過程が、実写とアニメーションとの合成によって描かれていた。
まだCGのない、フィルムの時代。フィルムとセル画を重ね合わせることで、合成画像を作ったそうだ。 (マグマスクより)
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