職場(営業部)
文字数 268文字
日曜だというのに、人がいる。ご苦労なことだ。
「鈴木係長、残留らしいよ。」
営業の先輩だ。口の軽いお調子者だ。
「電話番の武志が係長補佐になれたんだ。すぐに交替するって。」
こいつら、人が死んだからって好き勝手いってやがる。
「係長が酒を持ってったらしいじゃない。もしかしたら、部屋に隠れてて夜中に突き落としたとか。」
推理オタクの女子社員だ。
「ムリムリ。あいつにそんな度胸があれば、今頃、課長になってるよ。」
「それに、お化けが怖くて、寝るときも電気つけっぱなし。一緒に出張行った時なんか、一晩中明るくて寝不足になったよ。」
「鈴木係長、残留らしいよ。」
営業の先輩だ。口の軽いお調子者だ。
「電話番の武志が係長補佐になれたんだ。すぐに交替するって。」
こいつら、人が死んだからって好き勝手いってやがる。
「係長が酒を持ってったらしいじゃない。もしかしたら、部屋に隠れてて夜中に突き落としたとか。」
推理オタクの女子社員だ。
「ムリムリ。あいつにそんな度胸があれば、今頃、課長になってるよ。」
「それに、お化けが怖くて、寝るときも電気つけっぱなし。一緒に出張行った時なんか、一晩中明るくて寝不足になったよ。」