一文小説集「店主」等三篇

文字数 133文字

「店主」

 鏡屋の店主は人の動きを真似するのが好きだ。

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「撤去」

 前かごに「遺書」と書かれた封筒が入っていた放置自転車が撤去され、封筒だけがそこに残った。

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「牛」

 近所の焼き肉屋に、自分のことを豚だと信じていた牛の肉が入ったらしい。
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