１４

平坦じゃない道を
どれだけ歩いてきたのか
時間も日付も
覚えてないけど
色んなことが
削ぎ落とされてゆくなかで
忘れずに抱いてきた
夢を形にする術を
やっと見つけたけど
1人じゃ手に入れられないことを
今更ながら気付く
どんなに願っても
もう君とはこれをやり遂げられない
他の誰かに
代わりを頼んだとしても
思い描いた通りとは
少しかけ離れた
モノに形作られていく
それでもあなたが楽しいなら
それでいいじゃないかと
君はきっと笑って
答えるのだろう
君が笑ってくれるのなら
僕にはそれもまた夢のあとさき
ここまできたのだから
このまま形にしよう
背中を押してくれてありがと
いつか君に誇れるように