サスペンス・ホラー34.エスカレーター

文字数 133文字


屋上行きのエスカレーターに乗ってじっと目を閉じた。二日酔いで頭が痛い。
目を開けると、俺は屋上よりもずっと高くまで上がっていた。眼下に見える車が米粒のようだ。
怖いと思った瞬間、エスカレーターのすべての段がパタリと倒れて巨大な滑り台になり、俺は地上へと一気に滑り落ちた。
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