ユーモア33.サメ

文字数 131文字


サメと人間の格闘ショーに駆り出された俺。奴との命をかけた見世物だ。
海中の檻に入るや否やゴングが鳴った。体をひねって奴の突進をかわして、俺は頭から突っ込んだ。会心の一撃を奴にぶち込んだが、卑怯にも奴は硬い甲羅をまとっていやがった。
俺の歯が欠けた。そう。俺はサメだ。
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