サスペンス・ホラー48.シャッター

文字数 129文字


僕のお父さんは山で捕まえた獣をシャッターの向こうの部屋で処分している。
「危ないから近づいちゃいけないよ」
シャッターの向こうからお父さんの声がした。ガツンと音がして断末魔が響きわり、シャッターがたわんだ。シャッターの凹みは、モミジみたいな手の形をしていた。
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