サスペンス・ホラー44.帰り道 その2

文字数 134文字


小学校からの帰り道で、片手に包丁を持った髭面の男を見かけた。きっとヤバい奴だ。早く帰ってお母さんに知らせよう。
僕は走って家に帰った。玄関の扉を開けると、あの髭面の男がぬっと顔を出した。
「お帰り、坊や。この人に用事かい?」
男は血まみれの手で、お母さんの生首を差し出した。
ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)

登場人物紹介

登場人物はありません

ビューワー設定

文字サイズ
  • 特大
背景色
  • 生成り
  • 水色
フォント
  • 明朝
  • ゴシック
組み方向
  • 横組み
  • 縦組み