サスペンス・ホラー26.細道

文字数 132文字


通りゃんせ、通りゃんせ、ここはどこの細道じゃ。

道の向こうから女の子の歌声が聞こえる。
気になった俺は細道を奥へと進んだ。

着物を羽織った老婆が陽だまりで手毬をついていた。
女の子の姿は見えない。

目を凝らして俺はゾッとした。
手毬に見えたのは、切断された女の子の頭部だった。
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