１「流石にありえないでしょ？！」

(ｶﾞﾁｬｯｯ)
「ひっへひはーふ！！！」
「光希！パン食べながら出ないの！」
遅刻しちゃう……急げ急げ〜！
(ﾀﾞｯﾀﾞｯﾀﾞｯｯ!!!)
「(あの子はっや……!?)」

「あ！おはよーーー！！」(ﾀﾞｯﾀﾞｯ!!!)
「はやっっっ！？」
「四津ヶ谷先生おはよー！」
「あ…おはよう……」
「みんなーーー！！！」
今日も遅刻せずにすんだぞー！
「おっはよーーーーっ！！！！」
「(凄い大きい声ッ……)」

〜数時間後〜
「くはぁぁ〜……」
今日はなんだか眠たいな……
お家帰ってさっと仮眠とろう……

「ただいまぁ〜……」
眠〜……部屋行こ〜……
「んはぁあ〜……」(ﾎﾞﾌｯ)
…ご飯になるまで…寝てよう……

「…ん？」
目覚めた？
「っここ……どこ？！」
「ぷわぁ〜！ようやく来てくれたんだねぇ〜」
「…あなた誰？ぬいぐるみ…にしてはリアル…」
「ぼくはエコンだよ〜」
「エコン……ね…」
「突然だけど世界を救ってほしいんだぁ〜…」
「っはぁぁ？！ちょっと…何言ってるの？！」
「あのねぇ…この本をみてほしいんだぁ〜…」
(ﾍﾟﾗｯｯ……)
みんなが平等に見る「夢」。
その中には「夢の世界」があり、夢の世界にはそれぞれの世界に対応した守り人がいる。だが
守り人の中には夢を破滅に導こうとする変異種
「バークロー」が稀に生まれるケースがある。
そのバークロー達が夢の世界を繋ぎ集まって
「リユ･ブラック」という組織ができた。
バークローの中でも特に優れた個体4体は四天王として、1番優れた個体はトップとして組織内で騒動が起きないように秩序を保っているという……バークロー達は今も夢に蔓延っている…
「…ってこと〜…理解できた〜？」
「…何それ！ばーくろ？だっけ…そいつらサイテーじゃん！！」
「君にはバークロー達を倒して欲しいんだ」
「…ｯ分かった…あたしやる…やるよ！」
「じゃあ君は今からバークロー達を倒す……」
「……うん」
「魔法少女エレキトリカル･マジックだっ！」
「う……うお〜！！」

あたし、魔法少女デビューしちゃったよ〜！
でも、みんなを守る為…頑張らなきゃっ！
次回、2「夢の世界は壊させない！」