13「必殺」

文字数 1,050文字

覚醒状態になってる…でもなった所で……
さっきから刃が飛んできて近づくのもやっと…
先生の傷は…幸い浅いからみんなに……
このクソキモ狂人の相手を私1人でしなきゃ…
「ッうん…いけるな」(タンッッ)(タッタッタ……)
「リッカちゃ…まさか走って行く気?!」
「違うよミツキ 死角から攻めたいだけ」
「…あそういう事かッ……!」
「走って近づくと飛んでくる刃に隠れて邪魔されずに近づける リッカは頭がいいなぁ〜」
「すごッ…」

走って近づくのはいいけど…どうやって腰を…
てかあれ…何…つけてんの…? …え刃?!
あ〜…腰守ってんのかァァ……だっっっる…
でも……残念でした
「私の攻撃は物理じゃないんだよねッ…」
「…ふぅん…君たちは邪魔が大好きだねぇ…」
(シュババッ!!)(ドゴォン…ドォンッ……)
「ッ……」(カキンッッ…)(キンッッ……)
あ…そういえば…エコンに教えてもらったっけ
”必殺”の事……
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「君たちにはそれぞれ1回だけ使える必殺があるんだよ〜 宝石の力を使ってね〜」
必殺…試しにやってみたいけど1回だけなんだ…
「必殺は君たちに適応した最強の技を使えるよ〜 ただ使い時には十分気をつけて!」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「エコン…使うねッ!」(ギュゥゥンッ……)
お母さんにはろくでなし…お父さんには約立たず…色々言われてきた私も…ここで活躍してる!
(ザシュゥウッッ…)「はッ……ッ!」(ギッッ…)
「(この子ッ…いや無理でしょ…僕の事…殺れないでしょ……前の子もそうだった! なのにッ…)」
”マジック・シー・レボリューション!!”
(ザキィィィン!!)(スパッン…)(ボトッッ…)
「(なんでッ…!なんでなんだよ……)」(サァァッ…)

「…ッはぁ……!」
「リッカ……」
「ごめッ…後ろに目やれなくてッ……」
「いいのッ!リッカちゃん…ありがとう!」
「…お疲れ様……ありがとう」
「私ッ…出来てたッ…?」
「かっこよかったよ ありがとう」
「…凄かったよ」
「てか何あの技〜!凄すぎるよ〜!」
(ドサッッ……)
「は〜疲れたッ……」
「次まで休みた〜い」
「…ほんとだよ…疲れた……」
「でもあとちょっとだね!頑張ろ!」
「うん…そうだね頑張ろ…」
「よし 行きますか」
「てか先生傷は…」
「…大丈夫浅いよ…動ける」
「無理しないでくださいね」
「ほんとに!無理しないで!」
「…分かってます」
「ふふっ……」

四天王2人目撃破。
3人目に遭遇し……
ッえ…リッカちゃん…?!
次回、14「美しい最期」
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