第20話
文字数 609文字
フワフワに助けられながら、火の魔法をガーディアンにぶつけ続けると、
時間はかかったが、あちしはなんとかガーディアンを倒すことに成功した。
(はぁはぁ……なんとか倒せた……
弱点でもなんでもない、大した威力もない魔法で戦って、
時間がかかってしまったでし……
いろいろな魔法、もっと覚えておけばよかった……
今回は倒せたからよかったけど、
普段から力をつけておかないと
いざというとき切り抜けられないでしね……)
少しだけ休んだ後、
あちしは再び剣の方に目をやった。
あちしは再び魔法の呪文を唱える。
……すると剣はクリスタルの地面からズバッと抜け、
湖を飛び出し、湖の上に浮かんだ。
あちしは宙に浮かべた魔剣を手元にひきよせると、
ガシッと魔剣をつかんだ。
あちしは地上近くのマーキングしておいた地点に一気に瞬間移動した。
フワフワの仲間らしき毛玉モンスターがぽんぽんと現れる。
あちしはフワフワに別れを告げると、
自分の城を思い浮かべ、一気に城へと瞬間移動した。