第40話「僕の就職」
文字数 310文字
僕は放課後デイサービスへの就職が決まった。それから大学院を卒業し、臨床心理士の資格を取った。そのお祝いに彼女がレストランで食事をご馳走してくれた。
初めて言われた高校生の時は、僕と彼女が似ているということが理解できなかったが、今では素直に同意できる。
そうして僕らはレストランを後にした。その帰り道、僕らは手を握って歩いていると、彼女は空を見上げながら言った。