放置子って、親以外に愛を求めがちらしい

文字数 393文字

家が出来たら出来たで、祖父母とは別居。
敷地は同じだけど、毒親は祖父母の目の届かない場所でやりたい放題。
なお、猫は新居を汚すから祖父母宅に居たまんま。
仔猫がそちらで生まれたのもあって、猫は祖父母宅で雨風を凌いでおりました。
そんな訳で、同級生の心を掴むために
 
 うちの仔猫可愛いだろ
 
作戦を毒の居ぬ間に発動。
仔猫の可愛さを餌に同級生(+その姉)を祖父母宅に招き入れ自慢。
親猫大迷惑。
親猫は仔猫を連れて子供の手の届かない所に何度も移動。
猫の方が子供を大事にしてんじゃねえかと言う何か。
まあ、猫からしたら子供の集団は敵だからにゃ。
だけど、愛されない子供的には何故猫が仔猫を運ぶのか理解できなかった。
なんなら、仔猫をくわえると「猫尻がプリプリ横揺れして可愛い」とか思っていた。
ちょ……
親猫の愛あってこその仔猫の安全基地確保、そんなの子供の安全を考えない親の元に生まれたら思いつきもしなかったんだ。
ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)

登場人物紹介

作者代理
子供の時の話なので子供アイコンから

キャラ設定がどんどんブレるのか、書いている年齢で変わるのか、それは秘密。

インナーチャイルド
哀れな子羊と言うことで。
神様的にはお野菜より良く肥えた羊が良いらしい。

子供っぽく、言いたいことを言いまくる。

イマジニャリーフレンド
ツッコミ役。

何にでもなれる黒い人

ビューワー設定

背景色
  • 生成り
  • 水色