断片話・蕎麦湯

文字数 1,212文字

そういえば何で唐突に熊の話になった?
2024/05/07 22:47
えーー・・元々は時事に関する事を幾つか喋ってて、でも上手く書けなくて、

これもボツあれもボツにしてる内に、熊の話だけ残っちゃった訳で。


えっとこの際、上手く書けなかった話の断片を、ちょっとだけ溢させて貰ってもいい?

2024/05/07 22:55
ん? あぁ構わんよ、聞いてやる。
2024/05/07 23:06
男女の痴話喧嘩の定番話でさ、『蕎麦湯論争』ってあるじゃない?


  ***

彼女が彼氏の家で冷たい蕎麦を作ってあげた。

出来上がって皿に盛ってイタダキマスの状態になってから、彼氏が「蕎麦湯は?」。

彼女は蕎麦湯を飲む習慣がなかったから、無いと答えた。

彼氏「はぁ? 蕎麦湯捨てるなんてジョーシキねぇ女!」

彼女「はぁ? たかが茹で汁じゃん、貧乏くさっ!」

  ***


なんてエピソードを、男女どちらかが投稿して皆の意見を求めるんだけど。

2024/05/04 20:50
よく聞く話だね。
2024/05/08 00:15
「彼氏が悪い」「彼女が悪い」とか言ってる内はともかく、だんだん

「蕎麦湯を嗜むのは当たり前かそうでないか論争」だけになって行って。

論点のすり替わり』が起こってるのに、

たっぷり議論をし尽くした、もういいだろ? って空気になって終わらされてしまう。

2024/05/07 23:21
ありがちだよねーー

傍で冷静に見てたら、あーあーって感じ。

2024/05/04 20:51

この話って、第一印象は、

「何故食卓の用意が整ってから言う?」「そもそも自分でやれ」

って、彼氏側にヘイトが集まりがちだけれど、


では、彼氏が最初から「彼女が蕎麦湯を飲む習慣が無い事」をキチンと把握していて、

「蕎麦湯捨てないでね」と頼んだり、

出来ないと言う彼女に対して「じゃ自分でやる」となるのは、

至極まっとうで何もおかしくないよね。


ところが、それに対して彼女が、

「私の仕事を横取りした、ぷげらーー!」

「茹で汁なんか大切にして私のプライドを傷つけたーー!」

ってキレて、蕎麦をぶちまけて台無しにしたら? 

挙句、「モラハラされたーー」って周囲に言いふらしたら?

2024/05/07 23:42
いや、いねぇだろ、そんな奴・・ ・・いるの!?
2024/05/08 00:08
少なくともそれはもう、

『蕎麦湯を嗜むのは当たり前かどうか論争』とは違う次元になると思う。

2024/05/08 00:09
そ、そだね・・
2024/05/08 00:09
全然「ちょっとだけ」じゃないじゃん。

結局何が言いたかったの。

2024/05/08 00:18
誰が何をどう伝えて、誰のどの言葉が誰を深く抉ったかなんて、

当事者たちにしか分かり得ない事で、

『蕎麦湯飲むのが当たり前かどうか論争』をやって終わらせた気になるのは滑稽!!

って言いたかった。

2024/05/08 00:24
お、おう・・
2024/05/08 00:24
じゃあもっとifを広げて、

彼氏がその蕎麦を打った蕎麦職人だとしたら?

心を込めて打った蕎麦を他人に粗末にされて傷心の所に、

自分の蕎麦を愛してくれていると信じていた常連客から、

「蕎麦ぐらい何だ、彼女が可愛そうだ、さっさと謝ってしまえ」って詰められたら?

2024/05/08 11:11
・・何の話をしている?
2024/05/08 11:11

蕎麦湯論の中でも、里中満智子さんの、

「自分の描いた物以外は(テレビ化だろうと映画化だろうと)『二次創作』(別の物)」

と言い切っていらしたのだけは、印象的だった。

2024/05/08 00:29
だから何の話をしてんの??
2024/05/08 00:29
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登場人物紹介

柿ただちゃん: 作者の代弁者。 渋柿の木の妖精。

妖精だけれど、人間の文化大好きで、俗物にまみれている。ポシェットの中は飴ちゃん。

だいちゃん: 解説とツッコミ担当。 謎の生き物。

とりあえず流れに逆らわない。

風すっか: たまに時空を超えて突っ込んで来る、新潟寺泊の風の妖精。

本気で飛ぶと、何かにぶつかるまで止まれない。好物は寒ブリ。

道祖神ちゃんA

道祖神ちゃんB

道祖神ちゃんB”

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