昭和枯れすすき

文字数 799文字

これはまた凄い歌だな
うん… ちょっとこれは悲惨すぎる…

よく作ったものだよ。そして大ヒットした!

俗に言う「演歌」だな?

しかしよくよく聴いてみると、味わい深いものがある…

申し訳ないが「さくらと一郎」という名前を聞いた時、笑ってしまった。

演歌を歌う人は苦労人が多いイメージがある。

自分の歌を聴いてもらうために、知ってもらうために、「酒場まわり」をして歌うんだ…

レコードとギターを持って、ドサまわり… 路地裏から路地裏へ!

酔っぱらい相手に歌うんだ…


地道に、地道に、そんな努力をして、徐々に徐々に知られていく… 名前と歌が!

いい歌だなぁ、と庶民の心をつかめば、「有線放送」へのリクエストも多くなる。

路地裏から全国区へ!

いい歌だなぁ! 国民の大多数がそう感じれば大ヒット! テレビラジオに引っ張りだこ!

すごい時代だね…

本気で真面目に歌ってるもんなぁ…


ん、すると投稿小説サイトやブログでも「これはいい作品だ!」となったら、個別サイトの枠を突き抜けて全国区へ?

それはどうだろうねえ…

人間どうし、というよりスマホやPCを介してだからね。

酒場の雰囲気、ほんとに人がいる場所から感じられることと、違う気がするな。

それに文学と音楽は、同じ芸術の分野かもしれないけれど、異質のものだからね。

まず伝わり方が違うし。

「小説家になろう」は登録者240万人越え、作品数は100万以上!

心から「いい!」と感じてポチしてるのかどうか… 不正もあるだろうし、ランキングというのもよく分からない。

でもネットだから、とりあえず投稿サイトに作品送れば、誰にでもそれを目にするチャンスはある。

なんなら地球、世界中の人に、目に触れられる機会をもつことになる。

まぁ、星の数ほどじゃないにしても…

いっぱいある作品の中から、一人にでも読んでもらえて、縁あって交流できれば、ありがたいことだね!


それにしても、昭和、恐るべし!

令和のほうがよっぽど恐ろしいよ…
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