第18話 和歌二〇 頓阿の母へ思い 

文字数 227文字

頓阿母のおもひにってこもりゐたる春 雪ふる日つかはす
和歌第二〇 はかなくて ふるにつけても あは雪の きえにしあとを さそしのふらむ
               淡    消
頓阿 兼好・慶雲・浄辯と共に当時の和歌四天王。兼好と同じく二条為世の門下。文中元年没。
※和歌の四天王と兼好は言われていた、頓阿の母の逝去に詠んだ和歌。
こういう和歌のやり取りが当時は盛んで、兼好も終生和歌を詠み心の拠り所としていたのだろう

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