第6話 仮面ライダーを探偵しましたのぢゃ!【6】
文字数 910文字
【6】
と、前置きだか本題だか分からなくなってきたところで、『シン・仮面ライダー』の話に戻りますがの、主役の池松君は撮影のしょっぱなから怪我をしてしまい、その後の撮影が危ぶまれたものの、その怪我を押して撮影を続けておったのはドキュメンタリーでも語られておりましたのう。
制作側としては、二度と怪我などさせられない状態での撮影であった訳ですな。
ですから、「殺陣抜きで、俳優に考えさせて、真剣な殺し合いを演じさせろ!」と庵野大先生監督から命じられても、危なっかしくて、とてもそんなことはさせられない、ってのがスッタフ全員の思いであったのではなかろうか?
『シン・ウルトラマン』をフルCGで制作した庵野大先生が、『シン・仮面ライダー』では、なぜ技斗 アクションで撮影しようとしたのか? しかも、あんなにすったもんだして作り上げた技斗アクションシーンのほとんどが本編では採用されずに、CGシーンに置き換わっていたのか?
つーことを考えあわせてみますとですな、制作&配給会社が「東映」であった、と云うことに尽きるのではないでしょうかの?
以下は、儂の勝手な推測ですがの……、東映側のプロデューサーや制作陣は、「仮面ライダーなんだから当然、技斗アクションありきだよね~」と当然のごとく発想する訳ですな。
なにしろ、長らく時代劇・任侠映画・アクションドラマ・戦隊ヒーロー物で鳴らした「東映」なんですから、「アクションは人が主役!CGはその補佐」なんて考えが主流なんではないですかのう。
あくまでも、アニメとCGにこだわるの庵野大先生も、スポンサーの意向を真っ向から否定する訳にもいかずに、「じゃあ、あくまで保険として……」と云うような気持ちで、技斗アクションシーンの撮影をしておったのかもしれません。
だから、撮影時から散々「殺陣は要らない、段取りは要らない、ワイヤーアクションは要らない、アクションが弱くてもドラマとCGでカバーできる」と、盛んに煙幕を張っておったのではないですかな?
庵野大先生、頭の中では、最初から「ほとんどCGで」と密かに考えておったのではなかろうか?とついつい勘繰りたくなるドキュメンタリーでありましたわい。
と、前置きだか本題だか分からなくなってきたところで、『シン・仮面ライダー』の話に戻りますがの、主役の池松君は撮影のしょっぱなから怪我をしてしまい、その後の撮影が危ぶまれたものの、その怪我を押して撮影を続けておったのはドキュメンタリーでも語られておりましたのう。
制作側としては、二度と怪我などさせられない状態での撮影であった訳ですな。
ですから、「殺陣抜きで、俳優に考えさせて、真剣な殺し合いを演じさせろ!」と庵野大先生監督から命じられても、危なっかしくて、とてもそんなことはさせられない、ってのがスッタフ全員の思いであったのではなかろうか?
『シン・ウルトラマン』をフルCGで制作した庵野大先生が、『シン・仮面ライダー』では、なぜ
つーことを考えあわせてみますとですな、制作&配給会社が「東映」であった、と云うことに尽きるのではないでしょうかの?
以下は、儂の勝手な推測ですがの……、東映側のプロデューサーや制作陣は、「仮面ライダーなんだから当然、技斗アクションありきだよね~」と当然のごとく発想する訳ですな。
なにしろ、長らく時代劇・任侠映画・アクションドラマ・戦隊ヒーロー物で鳴らした「東映」なんですから、「アクションは人が主役!CGはその補佐」なんて考えが主流なんではないですかのう。
あくまでも、アニメとCGにこだわるの庵野大先生も、スポンサーの意向を真っ向から否定する訳にもいかずに、「じゃあ、あくまで保険として……」と云うような気持ちで、技斗アクションシーンの撮影をしておったのかもしれません。
だから、撮影時から散々「殺陣は要らない、段取りは要らない、ワイヤーアクションは要らない、アクションが弱くてもドラマとCGでカバーできる」と、盛んに煙幕を張っておったのではないですかな?
庵野大先生、頭の中では、最初から「ほとんどCGで」と密かに考えておったのではなかろうか?とついつい勘繰りたくなるドキュメンタリーでありましたわい。