第18話 探偵小説を探偵しましたのぢゃ!【2】
文字数 828文字
【2】
さて、これから取り上げようと致しておりまする “灰色の脳細胞 名探偵エルキュール・ポワロ”ぢゃがな、ハヤカワのクリスティー文庫では、短編集の表題が『ポアロ登場』となっておるのに、テレビドラマのタイトルは『名探偵ポワロ』となっておる。
はてさて、エルキュール氏の苗字は、“ポアロ”なのか? “ポワロ”なのか? いったいどっちなんぢゃ!と言う疑問が初っ端から湧き上がってくるのぢゃな。
そこで儂は、まずはエルキュール氏の苗字について探偵してみようと思いましてな、「本来はどう表記されとるのか?」と考えまして、早速ググってみた訳ぢゃ。
で、出てきたのがこれ → “HERCULE POIROT”
「ハークレー・ポイロート? なんぢゃ、こりゃ?」
思わず素っ頓狂な声をあげてしもうた儂ぢゃった。
ポイロートなんて、「ポアロなのか? ポワロなのか?」の疑問をぶっ飛ばすような、はるか斜め上の回答ではないか!
そもそも、これは何語なんぢゃ?
イギリス人のアガサ・クリスティーが書いた、「イギリス在住のしばしばフランス人に間違われるベルギー人の私立探偵」を主人公にした小説ですのでな、主人公の名前が、英語なのか? フランス語なのか? はたまたベルギー語なのか? そこんところも今一つ不明な訳でございますのぢゃな。
しかし、POIROTと書いて、ポアロないしポワロと読むなんて、まったくもって外国語とは理不尽なものですわい!
(スペルの真ん中あたりにきっとAかWがあるはずと、日本人なら誰でも思うはずぢゃございませんか? のう、皆の衆)
そんでもってですな、苗字を調べておったらば、名前の方の“HERCULE"と書いてエルキュールと読むのは何語か? が判明致しましたのぢゃ。
儂が「ハークレー??」なんぞとアホまる出しで読んでおった、“HERCLUE"は、英語読みだと「ヘラクレス」。
そう、あのギリシャ神話最大の英雄"ヘラクレス"のフランス語読みなのだそうぢゃ。
さて、これから取り上げようと致しておりまする “灰色の脳細胞 名探偵エルキュール・ポワロ”ぢゃがな、ハヤカワのクリスティー文庫では、短編集の表題が『ポアロ登場』となっておるのに、テレビドラマのタイトルは『名探偵ポワロ』となっておる。
はてさて、エルキュール氏の苗字は、“ポアロ”なのか? “ポワロ”なのか? いったいどっちなんぢゃ!と言う疑問が初っ端から湧き上がってくるのぢゃな。
そこで儂は、まずはエルキュール氏の苗字について探偵してみようと思いましてな、「本来はどう表記されとるのか?」と考えまして、早速ググってみた訳ぢゃ。
で、出てきたのがこれ → “HERCULE POIROT”
「ハークレー・ポイロート? なんぢゃ、こりゃ?」
思わず素っ頓狂な声をあげてしもうた儂ぢゃった。
ポイロートなんて、「ポアロなのか? ポワロなのか?」の疑問をぶっ飛ばすような、はるか斜め上の回答ではないか!
そもそも、これは何語なんぢゃ?
イギリス人のアガサ・クリスティーが書いた、「イギリス在住のしばしばフランス人に間違われるベルギー人の私立探偵」を主人公にした小説ですのでな、主人公の名前が、英語なのか? フランス語なのか? はたまたベルギー語なのか? そこんところも今一つ不明な訳でございますのぢゃな。
しかし、POIROTと書いて、ポアロないしポワロと読むなんて、まったくもって外国語とは理不尽なものですわい!
(スペルの真ん中あたりにきっとAかWがあるはずと、日本人なら誰でも思うはずぢゃございませんか? のう、皆の衆)
そんでもってですな、苗字を調べておったらば、名前の方の“HERCULE"と書いてエルキュールと読むのは何語か? が判明致しましたのぢゃ。
儂が「ハークレー??」なんぞとアホまる出しで読んでおった、“HERCLUE"は、英語読みだと「ヘラクレス」。
そう、あのギリシャ神話最大の英雄"ヘラクレス"のフランス語読みなのだそうぢゃ。