第7話:結婚式と伊豆へ新婚旅行

文字数 1,529文字

 10時半には着替え終わった。すると、11時からの結婚式のために少し早めに来た女性達が桝沢好恵さんと一緒に写真を撮って、はしゃいだ。11時から洋式の結婚式が始まり牧師さんの指示通りに新郎新婦がして誓いの言葉などを発した。そして、神父が実の父の一緒に絨毯の上を進み途中でエスコートを新郎と交代して新婦が歩き始めた。

 そのセレモニーが終わると新婦が持っていたブーケと放り投げると女性達が我先にと奪い合い、ブーケを手にした人は大喜びした。こうして洋式結婚式が終わった。その後、披露宴会場へ行き入り口のドアを開けると参列者の盛大な拍手がおきた。そして、新郎新婦は各テーブルを回り参列者に挨拶して回った。それが終わると司会者が若い2人何か一言ありませんかと会場の人に言った。

 すると、数人が手を挙げ、その中から女性を指名した。マイクを手にした女性が祝いの言葉を述べて新婦におめでとうございますと言い新婦に長く幸せにお過ごし下さいと祝いの言葉を述べた。その後、二人の結婚を祝福する歌や民謡などが披露された。しばらく、森があった後、今度は、新郎新婦とご両親の贈る言葉とお礼の話が続き、中には目頭を押さえる女性も出た。

 それが終わると、フィナーレが近づき、しばらくすると披露宴が終了した。すると、新郎新婦が受付のところへ行き、参列者達に御礼の言葉を告げて、お見送りした。こうして、結婚式と披露宴が終了した。ホテルの部屋に新郎、新婦が戻ると直ぐに着替えて衣装をホテル側に返した。部屋でゆっくりしてシャワーを浴びると眠くなり1時間程、昼寝をした。

 目を覚ますと今日の結婚式と披露宴のことで雑談して過ごし19時頃になるとお腹がすいたので船橋駅ビルの中の洋食屋さんに入り、ビールで乾杯してから料理を食べ始めた。20時半には洋食屋を出て部屋に戻り、何となくテレビを見ていると22時近くなり眠くなりベッドに入った。翌朝、9時頃に起きて朝食を食べてホテルをチェックアウトした。9時半頃になると国電のラッシュアワーも過ぎていた。

 総武線で秋葉原を経由して東京駅で東海道線に乗り換えた。そして、品川、川崎、横浜を過ぎ、茅ヶ崎あたりから海が見え始めた。さらに大磯では海が間近に見えて気持ちが良かった。小田原を過ぎ、真鶴と湯河原を抜けると熱海についた。そこから伊豆急に乗り換えて伊東を抜け南下し昼前に下田駅に到着した。下田駅から下田TKホテル行きの迎えのバスに乗ってホテルに到着した。

 少し部屋で休んでレストランへ行くと伊豆の海が一望できた。そして、美味しい昼食を食べた。この日は、良い天気で食後、ホテルの周りを海をながめながら散歩を楽しんだ。プールとビーチパラソルと回りの木々を見るとまるで南国にいるかのような錯覚を覚えた。旅の疲れもありベッドに横たわっているといつの間にか眠りに落ちた。その後、しばらくして起きた。

 そして、眠気冷ましとホテルの周りを歩くと昼間の暖かさが冷たい潮風で寒くなってので早めにホテル内に入った。そして、暖かい珈琲を飲んでゆっくりした。その後、部屋で美しい海をながめながら今後のことを話し始めた。そしているうちに夕暮れ時になった。すると、部屋から雲間に夕日が落ちてきて幻想的な夕焼けとなり奥さんが窓越しに沈みゆく太陽を写真を撮った。

 しばらくして、お腹がすいてくるとレストランへ行き、ビールを飲みながら夕食を食べた。景色の良さを見ながらついつい飲み過ぎて、そのうち眠くなり、部屋に帰ると22時前に床について眠りに落ちた。翌朝は、すっきり目覚めて日差しが良いので暖かい格好でホテルの回りを散歩した。しかし、10分もすると冷たい潮風で寒くなり、慌ててホテル内に逃げ込んだ。
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