第１３話

第３５回介護福祉士国家試験の合格発表が３月２４日にあって、どきどきしながら自分の番号を探したのだが・・・ありました、ありましたぞ！このわたくしメの番号もちゃあんと、ありましたぞ！！

全体の合格率の高さにはびっくりしたけれども（８０パーセント超えていた）、それでも、自分が受かったという事には違いがないし、なにより、頑張った日々のこととか、自分自身が一番良く分かっているから、この合格は本当にうれしい。

これで晴れてぼくも、週四日のバイトの身ながら、福祉の専門家としての道を歩んでいくことが出来るかもしれない。介護福祉士は、名称独占なので、試験に合格し、登録しなければ、『介護福祉士です』と名乗ることが許されないのだ。その程度の重みはある、資格である。

私立の医学部に在学中に統合失調症を発病し、病識もろくにないまま、社会に出てしまい、大学中退という不利も抱え生きてきたけれど、これでようやく少しは社会的な信用が得られる資格をゲットできたのだと想う❣❣

ここがゴールではない。これから、名に恥じぬよう、まじめに福祉と介護の仕事に取り組んでいくつもりだ。勉強や研修にも、引き続き参加したい。人生これからって感じ！！