緑に腐る川…あとがき

文字数 1,047文字

どうも、無糖あずです。

ここまで読んでくれてありがとう。

こんにちは、ランカだよ。

また皆に会えて嬉しいよ。

この“緑に腐る川”は君影草の前身作品である“箱庭倶楽部”のエピソードのひとつです。
箱庭倶楽部?

君影草と何が違うの?


約10年前…箱庭倶楽部は娘を寝かしつける為に作った即席のお話が元の作品なんだ。

当時、父娘の二人で“とんがりボウシと魔法の365にち”にハマっていたからね。

絵を描くのも、お話を聞くのも大好きな娘にドンピシャだったんだよ。

モバゲーの小説機能(現エブリスタ)に投稿していたな。

へぇ。

だから語り手が優しい口調になっているのね。

ゲーム作中の不思議事件や住人のイベントになぞって、少し脚色したエピソードを書いていたんだけど、そのうち僕の色を強く出したくなってね。

そこで箱庭倶楽部を元にして君影草と魔法の365日を書いてみたんだ。

因みに千年(せんねん)川って何かモチーフがあったりするの?
あぁ、千年は“ちとせ”と読むんだ。

僕が子供の頃に遊んでいた川が千歳川といってね。

今でこそ川で遊んだら怒られてしまうけど、昔はみんな河原や森で遊んだもんだよ。

(しみじみ)

ねぇねぇ。

緑に腐る川って内容からすると随分最初の方のエピソードだよね。

でも君影草では全く触れられていなかったよ。

なんでよ?

(せっかくアタシがクローズアップされてるエピソードなのに)

ランカの自然を大切に思っている所とか、お爺ちゃんに触れている所とか、鈴音が箒で駆けつけるシーンも見所で、没にするには勿体ないエピソードだよね。

でも、鈴音の心の闇を語る上で好ましくない表現があってね。

ここは仕方なくカットになったんだよ。

すずの心の闇…〇〇〇が関係してるエピソードだよね。

正直あずの心に闇を感じるよ。

ハハハ(笑ってごまかそう)

鈴音と蘭華には多くの壁を乗り越えて、厳しい選択もしてもらわなきゃなので、そこは心を鬼にしてます。

ちょっと!

君影草と魔法の365日の2章(2話)がトークメーカーで公開されてるの!

鈴音、ご挨拶は?
よしです!
よしです!
よしです?
宜しくお願いしまーす!

(元ネタ分かる人いるかなぁ…)

実は今日からトークメーカーのテキスト作品として“君影草と魔法の365日”を更新していく事にしました。

内容は星空文庫に公開されたものを丸写しとなるのですが、これを期に一人でも多くの方に読んでもらえたらなぁと思います。

これでまた私のファンがまた増えちゃうの!
それでは今日はここまで!
次のエピソードで
また会いましょう!
あれ…私の出番少なくないかしら?
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登場人物紹介

鈴音(すずね)


修道院の貧困を救うためにお金を稼げる大人を目指している孤児院出身の女の子。

努力と根性で高名な魔法学校に次席入学を果たした。

過去に壮絶な死別を経験しており、食べ物を粗末にする事を極端に嫌う。

明るく積極的で協調性にも優れ友達が多い。

しかし実は周囲の生徒と価値観が合わず、本当の友達と呼べるのはランカ一人しかいない。


演者:CHOCO鈴音

蘭華(ランカ)


すずねの親友で魔法学校を主席で入学した秀才。

天才肌で大抵の勉強は授業のみで覚えられる。

しかし将来に対して何の希望も目標も持てず悩んでいる。

明るく行動的なすずねに刺激を受けてうわさ話を追いかけている。

意外と抜けている一面も。

好物はラーメン。


演者:CHOCO蘭華

亀谷商店のトメさん


駄菓子屋の店主をしている蘭華のおばあちゃん。

とっても優しくて、すっごく恐い。


演者:無糖あず

※本作の監督です。トメさん役が見つからずピンチヒッターとして俳優デビュー。二次創作“君影草と魔法の365日”の作者。

消えた石像


とっても恐い形相をした石像。

魔法学校の玄関に2対飾られている。


演者:猫威ガーディー

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